害虫の中の害虫「ゴキブリ」。
昆虫の中でも最底辺というイメージが強いですが、実はゴキブリのIQはとても高いということを知っていましたか?
あの気持ち悪い見た目からは全く想像ができませんよね。
もし本当だとしたら、某マンガのように人間とゴキブリが争う日が来るかもしれません。
今回はそんなゴキブリの知能について、調べてまとめてみました。
もしかしたら、ゴキブリに対する見方が変わるかもしれないですね。
ゴキブリの知能
人間のIQの平均値は100、IQ120を超えると天才だと言われます。
それでは、ゴキブリのIQは一体どのくらいなのでしょうか。
まあ所詮は虫、せいぜい20~30とかその辺じゃないの…と予想。
しかし、驚くことにゴキブリのIQは340!普通の人間の約3倍。
人間でもそんなIQある人いないんじゃないのか!?
そもそも一体どうやってIQを調べたのか、いろいろと疑問も多いですが…。
とにかく、ゴキブリは身の危険を感じた時、瞬間的に知能が跳ね上がると言われているんです。
火事場の馬鹿力とよく似ていますね。
なかなか捕まえられないのはそのせいかもしれません。
一瞬の間に様々な思考を巡らせているのかも?
そしてもう一つ特筆すべきは学習能力の高さ。
ゴキブリはにおいを学習する能力があるので、食べ物のにおいを覚えてしまうとそこへ頻繁に通う、または居付くようになります。
餌をあげると懐く場合も。
また、毒餌などのトラップも回避するようになる場合があります。
逆に、「この家は危険だ」と学習する場合もあり、これだけでも他の昆虫より知能が高いというのはわかりますね。
ある実験では、ゴキブリに迷路を5~6回ほど進ませたところ、最終的には迷うことなく進めるようになったという結果が出たそうです。
虫でも迷路を覚えたりできるんですね。
しかし知能が高いと分かると、余計にゴキブリが恐ろしい…。
そうなると次は、ゴキブリの脳の仕組みが気になるところですよね。
実は、ゴキブリは脳を2つ、頭と腹部に持っているのです。
だから、頭をつぶしても生きていられるんですね。
しかしこの脳は人間のようにものを考えたりするようなものではなく、反射などにより行動を管理する神経の集まり、といったものなんだそう。
感情はあるのか
知能が高ければ感情があっても不思議ではありません。
昆虫の中には、ストレスを与えると木をかじったり飛び回ったりといった行動をとるものもいます。
これは本能でそうしているのか、感情からそうしているのか、まだまだ解明されていません。
ただし現時点では「昆虫類に感情はない」という結論が通説のようです。
「感情」というのは脳と神経が高度に発達した生き物だけが持っているとされています。
ゴキブリは昆虫の中でも知能がずば抜けて高いと言われていますが、感情がある可能性は極めて低いです。
だけどもし感情を持っているとしたら、なんだか次に見つけても退治しにくくなっちゃいます。
叩き潰されたり、殺虫剤をかけられたり、毒餌を食べさせられたり…感情があったとしたらかなりの恐怖を感じているでしょうね。
そう思うと、少し可哀相な気がしてきます。
だからと言って、見逃すようなことはしませんがね!
ゴキブリについてのまとめ
虫にも知能があることは何となく知っていましたが、その中でもゴキブリがずば抜けて高い知能を持っているとは意外でした。
もしこのままゴキブリが知能が高くなり続けたら、人間が滅ぼされてしまう日が来るかもしれませんね。
いや、逆に和解してきちんと住み分けできる日がくるかもしれない…。
「食べ物あげるから、こっちには来るなよ!」みたいなね。
そっちの可能性の方に期待したいです。
(ライター もんぷち)