皆さんが大嫌いなゴキブリには、長ーい触角がありますよね。
あの長ーい触角が気持ち悪さを倍増させているのですが、ゴキブリの触角には大事な役割があるんですよ。
今回はゴキブリの触角の特徴と役割について、詳しく調べていきたいと思います。
ゴキブリとは?
ゴキブリは世界中に生息しています。
世界では4000種類、日本には50種類のゴキブリがいます。
また、ゴキブリは2億年前から生きていたと考えられています。
恐竜よりも前から存在していたそうですよ。
ゴキブリがよく活動する時期は5~10月です。
20~30度がゴキブリにとって快適な温度になります。
しかしゴキブリは寒さにとても弱く、寒さに負けて死んでしまうゴキブリもいます。
ちなみにゴキブリは、夜行性です。
ゴキブリは家に住む害虫としてとても嫌われています。
扁平な形をした体形で、黒色や茶色の体色です。
長い触角が特徴的で、脚がとても速いです。
体の大きさは種類によって変わりますが、大体の体長は15mm~40mmぐらいです。
ゴキブリは頭と腹部に脳が2つあります。
ですので、頭がなくなっても生きていけるのです。
脚がなくなっても再生することができるので、ゴキブリの生命力は半端なく強いです。
また、ゴキブリの繁殖力も素晴らしいです。
ゴキブリの1つの卵に15~40匹の赤ちゃんがいます。
ゴキブリは生きている間に5回出産するので、40匹×5回で200匹です!
恐ろしい・・・
ゴキブリが好む場所は、暗くてジメジメしていて暖かくて狭いところです。
家の中でいえば、キッチンが大好きです。
ゴキブリは生物の死骸などを食べます。
人間の食物も食べます。
人間の髪の毛やフケなども食べます。
とにかく、なんでも食べてしまうのです。
ゴキブリの触角の特徴
ゴキブリの触角は、複眼と顎の間から生えています。
触角は細くて長いです。
メスよりもオスのほうが触角が少し長いです。
ゴキブリの体長が大きければ大きいほど触角が長くなります。
ゴキブリの触角は、50~60個の鞭節で作られています。
触角の先端は発育が不完全なので、表面がデコボコしています。
ゴキブリの触角の役割
ゴキブリの触角の役割はたくさんあるんですよ。
まず、障害物があるかないかを察知することができます。
触角の刺激や風の動きを触角で感じて、障害物があるのかないのかを認識します。
それによって進む方向を決めているそうです。
次に餌を探すときにも触角を使います。
触角をフリフリさせて、餌を察知します。
ゴキブリはとっても目が悪いといわれています。
その為、触角を頼りに生活しているのです。
ゴキブリは触角が取れてなくなってしまったとしても、再生することができます。
ゴキブリの触角を切るとどうなるの?
ゴキブリの触角は、方向や障害物や餌などを察知したり、方向を決めたりと、とても大切な機能を持っています。
ゴキブリにとって、とーっても大切な触角を切ってしまうとどうなるのでしょうか?
触角を切ってしまうと、通常2分で探すことができていた餌を見つけるのに、なんと2時間かかってしまうそうです。
そして、敵から捕食されやすくなります。
ゴキブリが触角なしでこの世界を生きていくには、とっても険しそうですね・・・。
ゴキブリの触角の特徴と役割についてのまとめ
ゴキブリの触角の特徴と役割について調べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ゴキブリの触角は長くて細いです。
メスよりオスのほうが少し触角が長いです。
そしてゴキブリの触角は、障害物を認識したり、餌を察知するとても優れたセンサーになっています。
ゴキブリの触角はゴキブリにとって、生きていく上でなくてはならない大切なものだということがわかりました。
(ライター 雲呑)