ゴキブリは気持ち悪いだけでなく不衛生なのも嫌われる原因の一つです。
菌が繁殖しているような場所や、汚い食べ物を食べるので人間の体に毒になるような菌を持っているのは間違いありません。
ゴキブリは綺麗好きという話もありますが体中に菌を持っている事には変わりありません。
今回はゴキブリの生態や特徴、そしてゴキブリが持つ菌によってどのような病気を引き起こすのかについて紹介していきたいと思います!
ゴキブリの生態と特長について
ゴキブリの生態は、昆虫綱ゴキブリ目のうちシロアリ以外のものを指します。
生息地はほぼ日本全国に広く分布していて、国内には52種以上のゴキブリが生息していると言われています。
生活環境は、トイレ・排水口・下水道・台所などあらゆる場所に姿を現します。
平均体長は、小さいもので10mm大きいもので40mm程あります。
体の特徴としましては、全身が押しつぶされたように平べったく狭い場所でも楽々通れるようになっています。
頭部は胸部の下に隠れるようになっていて、口にはとても頑丈な大あごを持っています。
目はほとんど見えていないが、よく発達している長い触角と尾部の尾毛(びもう)を使って餌になるものを感知したり、危険を察知したりしています。
ゴキブリは羽が退化しているものと翅があるものに分かれていて、羽があるものは飛翔能力は低いが短い距離をジャンプする事は出来るようです。
ゴキブリの食性は雑食性で、動物質・植物質・腐敗物などを食べて生活しています。
無敵なように見えるゴキブリですが、意外と天敵が沢山いてクモ・カエル・ネズミなどが天敵とされています。
そしてゴキブリの卵を好物としているのはハチです。
ゴキブリの卵は、成虫と同じような黒褐色でガマグチ状をしています。
これはランシュウと言われていて、このランシュウの中には沢山の卵が入っています。
メスのゴキブリは卵が孵化するまでお尻にくっ付けて移動します。
国内にいるゴキブリの平均寿命は90日~300日程です。
外来種の中には3年程生きるものもいます。
ゴキブリが持つ菌によって人間に与える影響とは?~ゴキブリの雑学~
ゴキブリの生態を良く知っている方はゴキブリは菌を媒介する生き物だということをご存知だと思います。
もし、ゴキブリが家の中の食べ物に発生してしまった場合は食べずに破棄した方がいいです。
食器棚や水回りなどゴキブリが現れた場所は駆除した後に消毒して殺菌するようにしましょう。
ゴキブリをスリッパや新聞紙で叩いて駆除したあと、その場所を軽くティッシュで拭くだけで終わりという方もいると思いますが、それは結構危険な事なんです。
何度も言いますがゴキブリは凄く汚い場所にも行き汚いものを食べて、菌だけでなくノミやダニが付着している事もあるんです。
ゴキブリは、サルモネラ菌やピロリ菌やチフス菌や大腸菌を持っているので必ず消毒するようにしましょう。
ゴキブリが持つ菌によって引き起こされる症状は以下の通りです。
- 食中毒
- 小児麻痺
- 赤痢
- 腸チフス・パラチフス
- 尿路感染症急性胃腸炎
大袈裟と思うかも知れませんが、これらの症状を引き起こす可能性が高いと言われるくらい不衛生な生き物なんです。
他にもゴキブリの糞によって、喘息などのアレルギー症状が現れる事もあります。
ゴキブリが家の中に現れた場合は消毒をする事と、菌をばらまかれないように日頃から綺麗に掃除する事を心掛けておきましょう☆
ゴキブリについてのまとめ
今回はゴキブリについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
ゴキブリがどれほど危険な生き物かという事が少し分かってもらえたと思います。
皆さんもゴキブリには十分気を付けて下さい…。
ライターMISAKI