子供のころに習った童謡のなかに「アイアイ」という歌があったのを皆さん覚えているでしょうか?
「アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ)アイアイ(アイアイ)おさるさんだよ~」ってあの歌です。
NHK教育テレビなどで耳にしたことがある方も多いと思います。
この歌を聞いた方は間違いなく「かわいい」「ほんわかしたイメージ」など明るく前向きなイメージを持たれると思います。
間違っても「アイアイ」を聞いてネガティブになる人はいないと思います。
ですが、今回はそんなお猿のアイアイには実は凄い「闇」があるということを紹介します。
まだ綺麗な童謡のイメージのままでいたい方はここから先を読まない方が良いかもしれません。
お猿の「アイアイ」って実は凄く怖かった…
日本の童謡では、楽しく明るく「アイアイアイ」言って歌っている童謡がありますが…
実は、お猿のアイアイって凄く怖かったんです。
お猿のアイアイが怖い理由は大きく2つあります。
その理由を詳しく紹介していきます。
お猿のアイアイが怖い理由 その1 お猿のアイアイのモデルは「アイアイ」
「お猿のアイアイ」という歌がありますが、そのアイアイのモデルはこちら「アイアイ」というお猿さんがモデルになっています。
アイアイは霊長類に分類されており、マダガスカルに生息する霊長類でサルの仲間です。
アイアイはマダガスカルの竹林やマングローブ林などに生息しており、夜行性でキノコや昆虫などを食べる雑食です。
たまに人間が育てた農作物を食べることもあるのでマダガスカル現地の人からアイアイは害獣として·悪魔の使い·不吉なものとして厄介視されています。
アイアイは某ホラー映画とかに出てきそうな「悪魔」さながらの顔や手をしていることもあり見た目からして怖いイメージがありますよね。
お猿のアイアイが怖い理由 その2 マダガスカルで「アイアイ」は悪魔の化身
さらに怖いことにお猿のアイアイは、マダガスカルでは悪魔の化身とされています。
マダガスカル現地の人がアイアイを見かけようものなら「悪魔だ」と言って殺しにかかるほど嫌われた存在になっています。
マダガスカルでアイアイは、良くないこと·悪い事をアイアイが運んでくると言われ「死の宣告人」とまで言われています。
確かにホラー映画とかを観た後にジャングルでひとりでアイアイに遭遇したら怖すぎますが、あくまで迷信で根拠のない話です。
アイアイは日本の上野動物園にいます
アイアイはマダガスカルに住んでいる猿の仲間ですが、そもそもマダガスカルでも珍獣で存在が珍しいんですね。
それなのにマダガスカル現地の人はアイアイを悪魔の化身と信じて見かけたら殺してしまうほど恐れ嫌っています。
そんなアイアイですが、実は日本でアイアイを見ることができます!
日本でアイアイが観られるのは上野動物園だけです。
日本というか、アジアでアイアイを飼育·展示しているのは上野動物園だけのようです。
もし上野動物園に行く機会がある方はぜひアイアイを間近で観てみてはいかがでしょうか。
お猿のアイアイのまとめ
日本では子供が笑顔で歌う童謡「アイアイ」ですが、地球の裏側マダガスカルでアイアイは悪魔として恐れ嫌われた存在になっています。
もともと生息数が少なく珍獣とされているアイアイを、マダガスカル現地の人が殺してしまったり、森林伐採なども影響してますますアイアイは絶滅への一途を辿っているようです。
最後になりますが、実際にアイアイを見かけたり遭遇することで呪われることもありませんし、数日後に死ぬこともありませんし科学的な根拠も一切ありませんよ!
(ライター Sugi)
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