「チャタテムシ」という虫を知っていますか?
チャタテムシはとても小さい虫で、家に出る家虫で、害虫です。
チャタテムシの繁殖力は強いので、卵を見つけることができると、駆除の際に助かりますよね。
そこで、チャタテムシの卵の特徴について、詳しく紹介していきたいと思います。
チャタテムシとは?
「チャタテムシ(茶立虫)」とは、昆虫綱咀顎目のなかで、寄生性のシラミとハジラミ以外の微小昆虫のことです。
梅雨の時期のジメジメとした頃に見かけることができます。
肉眼で見ることもでき、シロアリのような形をしています。
カビ、本、小麦粉や鰹節などの乾燥食品、皮革製品などを食べます。
チャタテムシの寿命は半年以上になります。
気温が25度以下、湿度が55%を下回ると成長しなくなるので、秋の季節を越すと自然といなくなります。
チャタテムシの特徴
チャタテムシの大きさは、体長1~2mmぐらいでとても小さいです。
体の色は白色やクリーム色をしています。
チャタテムシは翅を持っているものと、翅を持っていないものがいます。
翅を持っていないチャタテムシはピョンピョンと飛び跳ねます。
チャタテムシの幼虫は、成虫によく似た形をしています。
チャタテムシの卵の特徴
チャタテムシの卵の特徴ですが、まず卵の大きさは0.3mmぐらいの大きさです。
卵の色は真珠のようなクリーム色です。
チャタテムシは単体生殖できるので、繁殖力がとても強いです。
メスは誕生してからすぐに、1日1~2個の卵を産みます。
1匹のチャタテムシが一生のうちに産む卵の数は、な、な、なんと・・・200個だといわれています!
温度が18度以上あり、湿度が70%あるところでは一気に繁殖します。
チャタテムシの発生する原因
チャタテムシは暗くてジメジメとしているところが大好きです。
湿気が多くて気温も高め、埃っぽくて、カビ臭いところにチャタテムシはいます。
温度25~29度、湿度75%、カビが生えているような場所を好みます。
畳の間やカーペット、天井裏や押入れ、お風呂場やキッチン、サッシの溝やクローゼット、ダンボールなど、色々なところに発生します。
そしてチャタテムシは、洋服や食料品までにも被害を及ぼし、チャタテムシの死骸や糞などはアレルギー喘息を引き起こす原因となります。
チャタテムシ 駆除の方法は?
チャタテムシを見つけたら、駆除しましょう。
チャタテムシの成虫には殺虫剤が効きます。
ですが、チャタテムシの卵には殺虫剤は効きません。
ですので、チャタテムシを駆除するには、掃除と換気が一番効果があります。
チャタテムシは寒さにとても弱いので、この性質を利用しましょう。
部屋の風通しを良くして、こまめに換気をして、湿気を溜めないようにしましょう。
そして、カビを除去するのです。
カビの除去には、市販のカビ除去剤を使ってもOKです。
カビ除去剤を使って掃除をしましょう。
梅雨の時期は部屋に湿気が溜まりがちなので、除湿機などの使用をおすすめします。
エアコンのドライ機能もいいですよ。
靴箱や押入れなどには炭を置いたりすると、除湿効果があります。
小麦粉や鰹節などの乾燥食品は一度封を開けたら、冷蔵庫で保管しま
チャタテムシの卵の特徴についてのまとめ
チャタテムシの卵の特徴について詳しく紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
チャタテムシの卵は0.3mmぐらいの大きさで、鶏の卵のような真珠色をしています。
チャタテムシは繁殖力が強いので、あっという間にどんどん増えていきます。
チャタテムシの発生を防ぐためには日頃からこまめに部屋の換気をして、掃除をきちんと行いましょう。
(ライター 雲呑)