4本のラインがトレードマークのシマヘビ。

北海道の農村地帯では蒸し暑くなった日に必ずと言っていいほど、道路に出てきて日光浴をしています。

そんなシマヘビ。毒はあるのでしょうか?

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そもそもシマヘビって?

シマヘビは日本全国に生息している日本の固有種です。

短黄色に4本の黒いラインが入っているのが特徴ですが、中にはアルビノやラインのまったくないもの、顎の部分が黄色くなっているものなど個体によって個性があるものもいます。

耕地や河川敷、草原や森林にいて、アオダイショウのようにあまり樹上に登っていくことはせず、地表を這っています。

エサはネズミや小鳥、トカゲやカエルなどで、共食いも日常茶飯事のようですが皮膚に柔軟性がないため、それほど大きなものを飲み込むことはできません。

 

アオダイショウに比べると獰猛で、その様子は両者の目を比較すると一目瞭然です。

シマヘビの瞳孔は赤く、とても戦闘的。一方アオダイショウの方は灰色で戦闘色の全くない穏やかな目をしています。

シマヘビの生態

シマヘビの繁殖期は4~5月。交尾をするとメスは4~15個の卵を産み、卵を守ります。

この時期はオス同士のコンバットダンスが繰り広げられることも。

 

一見メスとオスが交尾しているように見えるコンバットダンスですが、オス同士が重なり合って、どちらがより上に出るかを競っているようです。

最後は弱い方のオスが逃げ出すという形で終焉するようなのですが、それまではお互いがかなり激しく絡み合います。時にはお互いに噛みつくこともあるよう。

これは繁殖期特有のダンスで、もちろんお互いの強さの誇示的意味合いがあります。

シマヘビの幼体

シマヘビの幼体は短黄色で縞の模様がありません。

それどころか縦縞とは全く逆の赤褐色の縞が横に入ります。

 

幼体と生態を見比べると同じヘビとは思えないほどの模様の違いです。

また、私たちが幼体のシマヘビを見る確率は成体のシマヘビを見る確率よりもかなり低く、暑い日に道路に出てきて車にひかれかけているのはいつ見ても成体のシマヘビのようです。

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幼体のシマヘビには日光浴などはあまり必要ないのかもしれません。

地域によってかなりの差のあるシマヘビ

シマヘビは別の呼び方でヤマカガシと言われることもあります。

地域によって捕食しているエサの種類によって平均的な大きさもだいぶ変わってくるようです。

 

伊豆諸島に生息しているシマヘビは海鳥の卵が主食となり、体長もかなりの大きさになるのだとか。

確認されているもので最大2mほどのシマヘビがいたそうです。

 

一方北海道では厳しい冬もあり、捕食に困難しているのか、小さめのシマヘビがおおく、体長は80㎝ほどなのだとか。

シマヘビには毒はない

シマヘビには毒はありませんが、シマヘビの歯は鋭く、噛まれると相当な痛みを伴います。

動きが素早いのでシマヘビを見つけた時には相手を驚かせないようにそーっとその場を立ち去るのが良さそうです。

 

シマヘビの口内からは破傷風の菌も見つかっており、毒はないと言えども噛まれるのは避けるようにしましょう。

万が一噛まれた時には患部をすぐに水で洗い流すようにしましょう。

ペットとしてのシマヘビ

アオダイショウ同様にペットとしてシマヘビを飼っている人もいるようです。

 

飼い方としては難しいことはあまりないのですが、日光浴などを好むため、比較的大き目のゲージが必要になるようです。

エサはマウスやカエルなど。

 

個体によって色がまちまちで、ペットとして飼う人はその違いを楽しんでいるのだそう。

確かにはっきりと入った縦縞のラインとヘビらしい目つきは魅力的ではあります。

ただし、中には偏食で、生きたカエルしか食べないというシマヘビもいるらしいので注意が必要です。

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