カエルにも色々な種類のカエルがいますが日本に生息するカエルの卵はどのような卵なのでしょうか?
また、卵やオタマジャクシ、カエルの捕食者にはどのような生き物がいるのでしょうか?
カエルの卵や捕食者についてご紹介していきます。
カエルの卵って?
日本に生息するカエルは42種類もいると言われていますが、どの地域でも42種類みられるわけではありません。
各地域でしか生息していないカエルもたくさんいるのです。
カエルは様々な場所で生活しています。
水辺で暮らすカエルや水中で暮らすカエル、樹上で暮らすカエルやペットとしても多く飼育されています。
様々な場所で暮らすカエルなので産卵方法も異なってきます。
そのためカエルの卵は水中だけに限らず、地中でも見ることができるのです。
カエルの卵はカエルの種類によって様々な形をしているため生活環境や種類により異なるのです。
北海道では数種類のカエルを見ることができますが、在来種は2種類と言われています。
それはエゾアカガエルとニホンアマガエルです。
それ以外のカエルは国内外来種になります。
北海道で生息しているカエルの産卵時期は4~6月です。
北海道で見られるエゾアカガエルとニホンアマガエルの産卵について、そして日本で生息しているカエルの卵はどのような卵なのでしょか。
エゾアカガエルとニホンアマガエル、日本生息カエルの卵
エゾアカガエルは1匹が産む卵の数が1000個であり、産卵時期は春と言われています。
メスが卵を産みオスはその卵に射精して受精します。
この時、オスがメスにしがみついて射精しますがこれは無精卵を減らすためです。
繁殖期以外で鳴くことはほとんどなく、池や浅い水域のある水たまりなどに産卵します。
エゾアカガエルの卵は丸く黒い胚の周りに乾燥を防ぐためのゼラチン状の層があります。
私たちがよく目にすることが多いニホンアマガエルは暗くなると水たまりなどに集まり繁殖期にオスは大きな声で鳴きます。
そこでメスは水たまりに来てオスと出会います。
ニホナマガエルは数十回にわたり卵を水面に産むため生み出した卵は水底に落ちます。
メスは一晩に200~1000個産むと言われています。
日本産のカエルで最大の大きさが特徴であるニホンヒキガエルは3~4月が産卵期で池や湿地などで直径2~3mmの卵を産みます。
産卵数は約10000個と言われています。
他にもアオガエル属やアワガエル属のカエルは産卵時にメレンゲのような泡を作ってその中で卵を産みます。
カエルの捕食者
カエルは主にミミズやクモなどの昆虫をエサとしています。
そのためミミズやクモからするとカエルはとても怖い敵と言えるでしょう。
カエルは動かないものに興味がないので死んだものには反応しません。
動くものに咄嗟に反応するので大きな口で捕らえる姿は一瞬でしょう。
このように強さをみせるカエルではありますが、カエルもある生き物からすると食べやすい生き物になります。
ヘビや鳥、ヤマカガシやタヌキといった様々な種類の生き物がカエルを狙っています。
特にヤマカガシはヒキガエルの毒も気にしないためカエルが好物と言えるでしょう。
カエルの卵にしか見えないドリンク
カエルの卵にしか見えないというドリンクがあります。
それはチアシードドリンクです。
チアシードを使ったドリンクでチアシードは1粒1粒がゼリー状のものに包まれているためドロドロしています。
チアシードはシソ科植物でとても美容や健康にいい植物と言われ、スーパーフードとも言われるチアシードは無味無臭なので食べやすくデザートにも使われます。
カエルの卵と種類 まとめ
いかがでしたか?
カエルの卵は1度にたくさんの個数を産みますがその中でも何パーセントかが成長してカエルになります。
成長したカエルでも捕食者はたくさんいるというのに卵のうちは特に狙われやすいので大量の卵を産んでも皆カエルとして成長できるわけではないということがわかります。
(ライター Yupi)