セグロアシナガバチというハチをご存知でしょうか?

アシナガバチの中でも最も大型のハチで、私たちも日常よく目にしているハチです。

今回はそんなセグロアシナガバチについて詳しくお話ししていきます。

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セグロアシナガバチの特徴

セグロアシナガバチは体長が21~26㎜、黒色で黄褐色の斑紋があります。

大形のアシナガバチの一種で外見はキアシナガバチとよく似ていますが、キアシナガバチよりも大きく、前伸腹節は黒色で、オスは触覚の先端が細いので容易に区別することが出来ます。

また、キアシナガバチは低山地に多いのに対して、セグロアシナガバチは平地に多い傾向にあります。

働きバチの最大数は50匹程度です。

 

攻撃性がやや強く、少し巣に近づいただけですぐに威嚇してきます。

いたずらで巣を揺らしたり突いたり刺激すると一斉に攻撃を仕掛けてくることもあります。

エサは樹木、草木、農作物の毛虫や青虫などの昆虫が主食です。

セグロアシナガバチの生態

5月くらいになると冬眠から覚めた女王バチは1匹で巣を作り始めます。

たった一匹で作業を始め、数部屋作った段階でその部屋に卵を産み付け、卵から孵った幼虫を育てるために自らイモムシ等を狩り、肉団子を作って巣に運びます。

 

これらのハチたちが成虫になると働きバチになり、そうなると女王バチの仕事は出産するだけになります。

巣は扇状で大きいものでは、育房数は最大300~400房になりますが、一般的には200房未満です。

フタモンナシナガバチと共に平野部で最もよく見られる種類で、冬になると越冬のために民家の屋根裏や物置などに数百匹以上が集団で越冬します。

働きバチ達の動き

セグロアシナガバチの働きバチは巣の周辺の温度が28℃を超えると水を運んできて巣にかけ、翅を激しく振って風邪を送り、気化熱により冷房します。

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35度くらいまではこの作業を一生懸命やりますが、それ以上になると作業を止め、日陰部分に避難する姿がみられたそうです。

ちなみに、35℃位まで働くのは極一部のハチで、大抵の働きバチは30℃を超えると日陰で休んでいるのだとか・・・・どこの世界も同じ!!??

セグロアシナガバチの分布と発生場所

本州、四国、九州の平地から低山地にかけて生息して農地の周辺や民家の軒下、木の枝、岩陰などに灰色で円形の巣を作ります。

セグロアシナガバチの危険性

セグロアシナガバチは本来はそれほど驚異的な存在ではありません。

攻撃はありますが、巣の1m付近まで近づいても襲ってはきません。

 

しかし、巣を揺らしたり、大きな音を出したりといった刺激を与えた場合は、襲ってくることもありますし、日本ではスズメバチに次いで被害の多いハチでもあります。

主な被害は6~8月の間で、巣を刺激して刺されるケースと、10~11月に巣を離れた新女王が民家の洗濯物や布団に潜り込んで、それを知らずに取り込んでハチを圧迫してしまったりした場合に刺されるケースがあります。

 

アシナガバチの種類ではセグロアシナガバチの被害の報告が最も多く、刺された場合は痛みと腫れを引き起こします。

普通は数日で治りますが、ハチ毒のアレルギー体質になっている人は血圧低下や発信、嘔吐など全身症状を起こすこともあり、注意が必要です。

2回目以降には死亡することもあります。

セグロアシナガバチの駆除

セグロアシナガバチの巣が出来てしまった場合は、市販のハチ用エアゾールなどを夜に噴射して駆除します。

自分で駆除するのが不安な人は専門業者や自治体に連絡すると駆除してくる場合もあるので、まずは連絡することをおすすめします。

特に、小さな子供のいるご家庭では速やかに駆除する頃をオススメします。

(ライター ナオ)

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