セアカコケグモという言葉を聞いたことはありますでしょうか?

聞いたことがない人でも言葉を聞くとクモの種類だなと思う方が多いと思います。

 

セアカコケグモとは名前の通り背中が赤いクモです。

背中が赤いクモとなるとなんだか毒を持っていそうなイメージですよね。

 

セアカコケグモは強い毒性を持つクモです。

強い毒性を持つことから危険なクモの一種として知られているのです。

ここではそんなセアカコケグモの生態や人間との関わりについてご紹介していきます。

セアカコケグモの毒性

セアカコケグモは強い毒性を持つ危険なクモと言われていますがどれほど毒性は強いのでしょうか。

セアカコケグモは元々、日本に生息しておりませんでしたが、1995年に大阪府高石市で発見されたクモです。

輸入木材などにくっついて日本に入ってしまったと考えられます。

セアカコケグモは網を張って昆虫などを狙います。

そして巣にかかった昆虫を主食とします。

 

セアカコケグモは夏の時期に活動が活発になると言われるため夏が繁殖期です。

セアカコケグモが繁殖すると困るのが私たち人間です。

 

なぜならセアカコケグモは強い毒性があるため見つけた場合は近づかないようにしなければいけません。

セアカコケグモはオスとメス両方に毒がある訳ではありません。

 

セアカコケグモはオスには毒がなく、メスが有毒であると言われています。

セアカコケグモに噛まれてしまった場合はどのような症状が出るのでしょうか。

実際に噛まれた事例と合わせて噛まれた時の症状をご紹介していきます。

セアカコケグモに噛まれた事例

セアカコケグモに噛まれてしまった場合、針で刺されたようなチクッとした痛みがあります。

噛まれた場所は熱を感じるようになり、ひどくなると筋肉が麻痺したりします。

 

噛まれて死に至るようなことはありませんが、小さい子どもや高齢者は症状が重くなりやすいです。

実際に、乳幼児が噛まれた時には熱がないのに強い痛みが起こりけいれんしたりといったことが過去に起こっています。

 

セアカコケグモは日当たりのいい場所を好むため小さな子どもは注意が必要です。

日本国内では1995年に大阪府で発見されて以降、茨城県や愛媛県、長野県や富山県など幅広い地域でセアカコケグモが発見されています。

セアカコケグモに噛まれた時

セアカコケグモに噛まれた時はすぐに対処が必要です。

噛まれた部分を水でよく洗い流し氷などで冷やします。

 

これはすぐに行える対処法なのでその後はすぐに病院でみてもらいましょう。

セアカコケグモに噛まれないためには、見つけた場合絶対に触らないことです。

 

セアカコケグモは公園のベンチ裏やすべり台の裏などに生息している可能性が高いです。

セアカコケグモを発見した場合は殺虫剤を使いましょう。

 

セアカコケグモの卵は殺虫剤の効果が薄いと言われています。

そのため踏みつけなどで駆除するようにしましょう。

 

セアカコケグモは襲ってくることはありませんが注意点があります。

それは死んだふりをすることです。

 

セアカコケグモは死んだふりをすることがあるため駆除したと安心していても死んだふりをしている可能性が高いです。

踏みつける場合は、ズボンの裾から入られて噛まれることもありますので注意しましょう。

セアカコケグモについてのまとめ

いかがでしたか?

セアカコケグモの生態や人間との関わりについてご紹介しました。

 

セアカコケグモは様々な地域で発見されるようになり人間と関わることも増えました。

特に公園などに生息していると遊んでいると気付かないものです。

 

セアカコケグモを見つけた場合は必ず触らないようにし、駆除しましょう。

毒を持つセアカコケグモが死んだふりをするというのも怖いものです。

駆除する時は死んだふりをしていないかの確認も必要ですね。

(ライター yupi)

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