ルリイトトンボというトンボを知っているでしょうか。

小さい頃、トンボを捕まえたことがあるという方も多いと思います。

 

トンボにも様々な種類が存在しますが、捕まえたことがあるというトンボはよく草むらなど飛んでいる一般的なトンボではないでしょうか。

暖かい季節になると、たくさん見かけることも多いでしょう。

 

ですが、ルリイトトンボと聞くと初めて名前を聞いたと言う人の方が多いのではないでしょうか。

ルリイトトンボはとても美しいトンボになります。

ここでは、ルリイトトンボの美しさの特徴や見分け方についてご紹介していきます。

ルリイトトンボってどんなトンボ?

ルリイトトンボのご紹介の前にルリイトトンボはイトトンボ科であるため、イトトンボについてご紹介していきます。

日本には12属26種類のイトトンボが生息していると言われています。

 

イトトンボは種類にもよりますが、体色は美しい色をしたものが多いです。

イトトンボは他のトンボと違い細い胴体です。

 

そして後ろの翅よりも、前の翅の方が大きいという特徴があります。

細い胴体をしているため一般に小形と言われ体長は3センチメートルほどです。

 

糸のように細いトンボのためイトトンボと言われています。

イトトンボは水面近くをゆっくりと飛ぶことが多いため、あまり水面から離れることはありません。

 

他のトンボは水面から離れ行動範囲が広いため、他のトンボに比べるとイトトンボの行動範囲は狭いものです。

イトトンボは成虫、幼虫ともに肉食です。

 

成虫はハエなどの小さな昆虫を捕食し、幼虫は水中の小さな生き物を食べます。

イトトンボには様々な種類がいて、その種類により色彩なども異なります。

ほぼ全身青色をしたキレイなトンボ、ルリイトトンボについてご紹介致します。

ルリイトトンボの生態と特徴

ルリイトトンボはトンボ目イトトンボ科です。

ルリイトトンボというとほぼ全身青色をした体色が特徴です。

 

北海道や東北、上信越地方や石川、福井、岐阜などが日本の生息地であり、海外ではロシアになります。

翅の長さ22mm前後の小さなトンボですが、イトトンボの中では中型くらいの大きさです。

 

北海道では平地の池沼に生息し、本州では標高の高い高標高地で見られます。

7~9月に見られるルリイトトンボは低温に弱く、活動時間は日中です。

 

ルリイトトンボはなんといっても体全体のルリ色部分が多く、キレイなトンボになります。

ルリイトトンボという名前がついたのは体全体にルリ色部分が多いためと言われています。雄と雌では、このルリ色部分が違ってきます。

 

雄は体全体ルリ色部分が多いためとてもキレイな色をしているのですが、雌の場合は緑色型と青色型の2種類が存在します。

黒い斑紋の出方は北方のものほど強く、基本出方は地域により異なります。

このように同じルリイトトンボでも、雄はあざやかな青系の色、雌は黄緑色に分かれたりと違いがあります。

ルリイトトンボの生態と特徴まとめ

いかがでしたか。

ルリイトトンボの生態と特徴についてご紹介致しました。

 

ルリイトトンボという名前はあまり聞くことはないためどんなトンボなのだろう?と最初はイメージつきにくいですがルリイトトンボはキレイなトンボということがわかりました。

 

ルリイトトンボは基本体全体がキレイな青色をしていますが、雌と雄の違いだったり、同じルリイトトンボでも全体が青色ではないルリイトトンボもいます。

全体が青色ではないルリイトトンボでも黄緑系の色といったルイイトトンボも普通のトンボとは違ってついつい見入ってしまうでしょう。

ですがやっぱりルリイトトンボというだけに全体あざやかな色をしたルリイトトンボこそキレイなトンボとしてみたいものです。

yupi☆