綺麗な黄色の模様が入ったどこか優美な印象のあるシマゲンゴロウ。

ゲンゴロウを始めて飼育するならぜひこのゲンゴロウをオススメしたいほどインパクトもあり、見ていても飽きない綺麗な模様です。

そんなシマゲンゴロウについて、その特徴や見分け方について詳しくご紹介します。

シマゲンゴロウ

シマゲンゴロウは北海道、本州、四国、九州、トカラ列島に分布しています。

体色は淡黄色の筋模様が体側に沿って4本程入り、上翅の付け根付近に2つの紋があります。

体長は12~14㎜程で発生時期は4~9月です。

 

成虫は他のゲンゴロウ類と同様に動物の死体や弱った魚類、オタマジャクシを食べますが前足で掴めるものであれば元気なボウフラやアカムシも捕獲して食べます。幼虫はミジンコ、水生昆虫、小さ目のオタマジャクシを大顎で捕獲して食べます。

生息地の護岸工事や水質汚染なども影響して14都道付近で地方版レッドデータブックに記載されています。

シマゲンゴロウのオスとメスの見分け方

オスの前脚には大きな吸盤があり、メスにはありません。雌雄はここで簡単に見分けることができます。

日本に生息している180種類ほどのゲンゴロウの中でシマゲンゴロウのように1㎝以上ある種類のゲンゴロウは30種類程。

 

祖霊ギアは皆5㎜以下の小さなゲンゴロウです。

そんな中型のゲンゴロウの中でシマゲンゴロウと間違う可能性のあるゲンゴロウについていくつかその見分け方をご紹介します。

コシマゲンゴロウとシマゲンゴロウの見分け方

コシマゲンゴロウは北海道、本州、四国、九州に分布し、平地の池沼、水田、流れの緩やかな川などで見られます。

体長は10~11㎜で体色は黄褐色で黒色の細かな縦筋が入ります。成虫、幼虫共に肉食性で発生時期は4~10月です。

シマゲンゴロウとは体長と斑紋が上翅の付け根付近の2つの斑紋が入らないことで見分けることができます。

ウスイロシマゲンゴロウとシマゲンゴロウの見分け方

ウスイロシマゲンゴロウは本州、四国、九州、南西諸島に分布しています。

体長は10~1㎜で4~9月にかけて発生します。

 

全体的に木褐色をした小型のゲンゴロウで前胸背は後縁沿い中央付近が黒色で、上翅は全体的に暗い色をしています。

ウスイロシマという名前はついていますが、シマゲンゴロウに比べると縞の模様はかなり薄く細いのでシマゲンゴロウのような美しさはありません。見分けるのも容易です。

オオイチモンジシマゲンゴロウとシマゲンゴロウの見分け方

オオイチモンジシマゲンゴロウは京都、滋賀、関東地方、東北地方に分布しているゲンゴロウで全国的には記録の少ないゲンゴロウです。

平地から低山地にかけて貧栄養の池や水たまり、弱い流れのある浅井水域を好みます。

移動力が強く、夜間灯火に飛来するほか昼間にも飛翔することが知られています。

 

体長は16~17㎜の中型で卵型でやや扁平。成虫は8月頃に発生し、そのまま越冬します。

頭部と前胸部は黄褐色、上翅は黒色に特有の斑紋があるのが他のゲンゴロウとの見分け方になります。

体下面は赤褐色です。

埼玉県、茨城県、群馬県などで絶滅危惧種に指定されています。

シマゲンゴロウのまとめ

シマゲンゴロウの体色は淡黄色の筋模様が体側に沿って4本程入り、上翅の付け根付近に2つの紋がある。

生息地の護岸工事や水質汚染なども影響して14都道付近で地方版レッドデータブックに記載されている。

 

シマゲンゴロウのオスの前脚には大きな吸盤があり、メスにはない。

コシマゲンゴロウとシマゲンゴロウは体長の違いで、更に他のゲンゴロウとは上翅の模様で区別することができる。

(ライター ナオ)