皆さんはトビナナフシという生き物を知っていますか?

現在日本ではナナフシ目は約20種類、その中でトビナナフシ属に属するものは3種類いるとされています。

そのうち、よく見かけるのは二ホントビナナフシという種です。

 

パッと見た感じバッタのようにも見えますが、まったく違いますよ☆

特殊な生態をもっている事や、普段発見する確率が低い事から、珍しい生き物とされています。

トビナナフシを飼育している方も結構いるそうですね!

 

さて、彼らはどの様な生態をしているんでしょうか?

今回はトビナナフシについてまとめていきたいと思います。

トビナナフシってどんな生き物なの?~生態・特徴・発生時期~

トビナナフシは、ナナフシ目トビナナフシムシ科に属する昆虫です。

トビナナフシの名前の由来は、翅を持っていて『ナナフシ(七節)』の七は、沢山体節を持っているという所から来ているようですが、実際は7つ持っている訳では無いようです。

熱帯~温帯まで幅広く分布しているのですが、国内での生息地は限られており個体数が減少傾向にあります。

主に多く個体数がいるとされている地域は、本州・四国・九州・奄美大島とされています。

 

平均体長は約40mm~50mm程の大きさです。

体の特徴としましては、比較的短太で頭部は他のナナフシ類と比べるとやや大きく、触覚は糸状になっていて長いのが特徴です。

 

中胸背中央には縦隆起があり、有翅であるが前翅は小さく円形で後翅は腹部中央に達する程度の長さで扇状に広げる事が出来ます。

体の色は、全体的に見ると緑色ですが、後翅のみ薄いピンク色で、静止時に前翅下から露出する部分は緑色です。

 

翅を持っているのですが、実際には飛翔能力を失った個体が多いです。

しかし、退化の程度は個体によって様々で、雄雌共に飛翔能力があるものから、どちらかだけが飛翔能力があるもの、または完全に飛翔能力が無いものに分かれています。

 

身の危険を感じると『擬態(他のものになりきって姿を変える)』をする習性があり、すの姿を生かし葉や枝などの植物体に擬態します。

さらに、トビナナフシの硬い卵殻に覆われた卵も植物の種子に似ているので、天敵に卵を狙われる確率も低いと言えるでしょう!

 

擬態をしていても襲われた時は、防衛手段の一つとして自ら脚を切り離して逃げる事もあります。

切られた脚は脱皮と共に再生していきますが、成長段階の終わりに近い時期の個体は再生されにくくなっていきます。

発生時期は6月~11月頃までです。

トビナナフシの飼育方法

トビナナフシの成虫を飼育するのは難しいですが、幼虫なら家で飼育する事が出来ます。

ただし、少し難しく慣れるまでには時間が掛かるかも知れません。

 

まず、ケースを買ったらケースの天井部分まで食草が届くようにしておかなければいけません。

彼らは上へ上へ集まって来る習性があり、天井部分まで食草が無いと、何も食べずに餓死してしまう恐れがあるからです。

 

水を与える時も霧吹きなどを吹きかけると弱らせてしまう場合があるので、スポンジなどに水を含ませてケースの中に置いておいてあげましょう☆

排泄物ですぐにケースの中が汚れてしまうので、丸洗いしなければいけません。

 

なので、ケースは二個用意しておくと良いかもしれませんね!

あとは、夜間になると行動し始めるので夜は暗くしておいてあげる事と、風通しの良い場所に置いてあげましょう。

餌は新鮮な緑色の葉っぱを与えてあげて下さいね。

トビナナフシについてのまとめ

今回はトビナナフシについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

トビナナフシはトカゲみたいに危険を感じたら脚を自切りするんですね!

 

彼らの面白い生態を知って頂けたでしょうか?

是非飼育にもチャレンジしてみて下さいね。

ライターMISAKI