皆さんはヤマトゴキブリというゴキブリを知っていますか?
誰しもが苦手とする嫌われ者のゴキブリですが、誰しもが何故か興味をそそられる生き物でもありますよね!
ヤマトゴキブリは昔から日本に生息しているとされていて、屋内でも普通に姿を現す、ある意味私達にとって身近なゴキブリです。
見ているだけでも鳥肌が立ちそうなんですが…(ゴキブリ好きの方ごめんなさい)、ヤマトゴキブリの生態とは一体どういったものなのでしょうか?
今回はそんなヤマトゴキブリについて詳しくまとめていきたいと思います☆
ヤマトゴキブリってどんなゴキブリ?~生態・特徴・発生時期~
ヤマトゴキブリは、ゴキブリ目ゴキブリ科に属する昆虫の一種です。
生息地は日本全国に広く分布しています。
生活環境は、通常は雑木林に住んでいるのですが、開拓などで樹林が減少してきている事から、家住性昆虫になってしまったゴキブリです。
不衛生で湿度の高い環境を好み、そして彼らは集合フェロモンというのを出しているので、一匹いる所には数匹いると思ってもらった方が良いでしょう…。
耐寒性も高いので、北海道などの寒い地域にも普通に生息しています。
平均体長は約25mm~30mm程の大きさです。
体の特徴としましては、やや小型で細く、表面には光沢感が無く、雌は翅が短く腹部後半がむき出しになっています。
ヤマトゴキブの幼虫は、黒色もしくは濃褐色で、胸部外緑が赤褐色もしくは黄褐色となっています。
飛ばないゴキブリもいますが、ヤマトゴキブリは翅が大きいので飛ぶことも出来ます。
食性は雑食性で、各種食品・木材・パルプ・皮革などを食べて生活しています。
『こんなものどうやって消化するの?』って疑問に思いますよね。
彼らは、腸内のバクテリアを使ってこれらのものを消化する事が出来るんです!
ヤマトゴキブリのサイクルとしましては、5月~7月に羽化して、5月~10月に産卵を続けます。
卵鞘には22個~26個の卵が入っていて、27℃の環境では41日間くらいで孵化します。
孵化後は300日~350日後には成虫になります。
雌は一生のうちに20個~30個の卵鞘を産み、成虫は25℃くらいの環境の中でだったら200日前後は生きる事が出来ます。
ヤマトゴキブリの駆除方法
ヤマトゴキブリを含め、ゴキブリは健康上有害な物質や病原体を媒介する衛生害虫です。
家の中の食材に糞をされたりしたら、そこから食材が汚染されて病気感染したりする場合もあります。
そこで!ゴキブリを駆除する方法をいくつか紹介しておきますね☆
まず予防として出来るのは、普段からこまめに家の中を清潔に保ち、窓や玄関やエアコンなどの外に繋がる所には四隅に殺虫剤を振りかけておくと良いですよ!
ゴキブリだけでなく、他の虫を寄せ付けない効果もあります♪
それと、水回りは特にこまめに掃除するよう心掛けましょう。
水回りは湿気が集まりやすく、髪の毛が落ちていたり詰まっていたりする場所なので、ゴキブリにとっては天国のような場所になるんです。
それと、ゴキブリホイホイを設置して置くのも良いかもしれませんね。
処理する時に少し気持ち悪いかもしれませんが…。
どれだけ対策をしていても、ゴキブリに侵入されてしまった場合は、市販のゴキブリ殺虫剤を使うのが良いですよ!
一番オススメなのが、冷却スプレーです☆
一瞬で凍らせて動きを止める事が出来るので、ゴキブリが苦手な方でも使いやすいと思います。
ヤマトゴキブリについてのまとめ
今回はヤマトゴキブリについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
これから夏がやってくるので、奴らに侵入されないように万全の対策をしておきましょう!
ライターMISAKI