皆さんはオーストラリアでハエが多く出現しているのをご存知でしょうか。
今回は、オーストラリアの気候などからハエが多く出現している原因についてご紹介したいと思います。
オーストラリアはどんな国?
オーストラリアは、オセアニアに属する国で、本土の他、タスマニア島など多数の島で成り立っています。
日本では、「豪州(ごうしゅう)」と明記されます。イギリスとは連邦加盟国になっています。
オーストラリアは、コアラやタスマニア島に棲むタスマニアデビルなど、多くの動物が生存しています。
地理的隔離と気候の多様性のおかげで生態系に個性があります。
オーストラリアは森林率が19%あり、様々な植物も生存しています。
ですが大陸の大半は砂場と班乾燥帯のステップで占められています。
土壌の栄養分が乏しく、降水量が少ない為に乾燥しやすい環境があります。農業生産性は低い点も特徴的です。
水分が無い環境にある為に、夏場では日焼けアイテムは欠かせません。
ハエってどんな動物?
ハエは、ハエ目に属する昆虫です。
3000種類以上ものハエが存在しています。
ハエは、飛翔能力が昆虫の中で高くホバリングと呼ばれる空中で静止したまま翅を羽ばたかせることや急激な方向転換などを得意としています。
「ブーン」と羽音が五月蠅いのもお馴染みではないでしょうか。昆虫なので、触角はありますがとても短いです。
衛生害虫とみなされ、代表的なものがイエバエ科・クロバエ科・ニクバエ科が挙げられます。
ハエは、花の蜜や果物を主食ですが、ヒトや家畜の涙など浸出液と呼ばれる体液や死肉・動物の死骸なども好んで食します。
ハエが害虫な理由は?
ハエは、動植物の死骸などからタンパク質を摂取する為に、「汚い」という印象があるだけではなく、病原性のある細菌・寄生虫卵などを体の表面を通じて食品上で媒介されてしまうからです。また、煩い昆虫という点でも目障りに感じる方も多いのではないでしょうか。
ポリオウイルス、赤痢菌、サルモネラ、赤痢アメーバ、回虫卵、鞭虫卵などはイエバエが感染源となり、感染が拡大されるということがあります。現在は、衛生面で改善されているのでこの可能性は減っていますが、気にしておく必要はあります。
なんでオーストラリアにはハエが多いの?
さて、なぜオーストラリアにハエが多いのでしょうか。それは、ハエの特性が原因と考えられます。
まずオーストラリアの気候が暑く乾燥しており、様々な種類の生き物が現存していますが、その分多種動物の死骸や糞などもあるということです。
水分を求め、暑さによって放出された人の汗にすら群がることのあるハエは、一歩外へ出るとハエに人気者になれるそうです。とても不快ですね。
そんなオーストラリアでは…
オーストラリアでは、ハエにたかられないように、防虫ネットを持ち歩いたり、虫よけスプレーなどを持ち歩いたりしているそうです。
日焼け止めをつけたり、サングラスをかけたりと紫外線から身を守るだけではなくハエ対策もばっちりですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オーストラリアにはハエがたくさんいる理由、またすぐに虫に群がられる理由がおわかりいただけましたでしょうか。
オーストラリアへお出かけの際には日焼け対策・虫対策をしっかりしましょう。
(ライター:Teyo)