皆さんは子供たちに人気のポケモンのキャラクター、コダックをご存知でしょうか?
コダックのモデルはカモノハシ!?
そんな巷で噂される秘密に迫ります。
カモノハシの特徴と生態
カモノハシは哺乳類孔単孔目カモノハシ科カモノハシ属に分類される哺乳類です。
オーストラリアに分布し、熱帯雨林、亜熱帯雨林、ユーカリの硬葉樹林、高山地帯などの淡水の河川胡椒などに生息しています。
全長はオスで最大630㎜、メスで最大550㎜、尾長85~150㎜、体重はオスで1~3kg、メスで0.7~1.8kgです。
全身に1㎠当たり600本以上の柔らかい体毛が生えています。
体色の色は背面が褐色から茶褐色で、腹面は乳白色です。外側の毛は水を弾き、内側の毛は保温性に優れています。
名前の通り鴨のように幅が広くゴムのような男性のあるくちばしを持ち、外見上の大きな特徴の一つになっています。
この嘴には鋭敏な神経が通っていて、獲物の生体電流を感知することができますが歯がなく、獲物は丸呑みしています。歯がないことに関しては長い間、謎とされてきましたが、嘴の向きや電気感覚を脳に伝える三叉神経が発達したために歯の生える空間が奪われて歯の消滅に繋がったと考えられています。
四肢は短く、水かきが発達していてオスの後脚には蹴爪があり、ここから毒が分泌されています。メスも若い時には後脚に蹴爪があるので成長の過程で消失してしまいます。
カモノハシは哺乳類ですが乳首を持ちませんが腹部にある乳腺から乳を分泌することによって育児をします。
群れは形成せずに単独で生活し、夕方や早朝に活動は最も活発になります。
水中では目を閉じて泳ぎますが、嘴で成体電流を感知し獲物を探し、動かなければ最大で11分程水中に潜っていることができますが通常は1~2分程度です。
食性は肉食性、昆虫類、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類などを食べます。
陸上を移動する場合は前足が地面に付く時に水掻きのある指を後ろに折りたたむようにして歩き、水辺に穴を掘って巣にします。
巣穴の入り口は水中や土手にアリ、さらに水辺の植物などに隠れ外からはわからないようになっています。
繁殖期は緯度によって違いがありますが、凡そ8~10月で、繁殖形態は哺乳類では珍しい卵生。
巣穴の中で1回に1~3個の卵産み、卵の大きさは約17㎜で卵殻は弾性がありかつ粘り気のある物質で覆われています。
卵はメスが抱卵し、約10~12日で孵化します。
ポケモン、コダックの特徴と生態!?
子供達に人気のロングランアニメポケットモンスター。
ポケモンに出てくる様々なキャラクターの中にコダックというどこかとぼけた顔をしたあひるポケモンがいます。
あひるポケモンという分類ですが、顔は黄色いカモノハシのような外見。常に頭痛に悩まされていて、頭を抱えているのが特徴で頭痛が酷くなると念力を使い始めます。
人気もかなり高く、ぬいぐるみを始め色々なグッズも販売されています。
コダックが進化するとゴルダックになり、見た目もとても強そうになります。
卵で入手でき、天気が雨の時にすばやさが2倍ほどになるなどの特性を持ちます。
コダックとカモノハシの関係
コダックの特徴の入手方法が卵である点や天気が雨の時に調子が良い点、そして何より羽の部分が明らかに鳥類とは思い難い点やくちばしがカモノハシそっくりな点。更に、何故コダックがすぐに頭痛が酷くなるのか‥‥それは醜いアヒルの子であるように、なぜ自分はいつも駄目なのか…と悩んでいるから!?
これは醜いアヒルの子が後に白鳥の子供であることが分かったのと同じようにコダックもカモノハシの子供なのにアヒルとして生きようとしているところからくるギャップ!!??なのではないかという説もあります。
以上コダック、カモノハシ説でした。
(ライター ナオ)