皆さんはバッファローと水牛の違いについて知っていますか?

この二種は、同じウシ科ウシ属なので何となく似たような生物だろうと思っている方も多いかと思いますが、それぞれをよく調べて行くと異なる所が多々あるんですよ☆

 

それでは、具体的にどんな所が違うのでしょうか?

今回はバッファローと水牛の生態や特徴などについて紹介していきたいと思います!

バッファローと水牛の歴史

バイソン=バッファローと言われていて、アメリカを代表する動物です。

アメリカでは企業や大学などのシンボルにも使われています。

しかし、世界的に見るとバイソン=バッファローという認識は薄く、バッファロー=水牛という認識がされています。

ですが、アメリカにはそもそも水牛が存在しないので、バッファロー=牛という認識になったそうです。

 

19世紀、アメリカに移住するヨーロッパ人が増えるにつれ狩猟する人が増えてきて、狩猟者達はバイソンをバッファローと呼ぶようになりました。

バッファローはギリシャ語で『獲物の牛』という意味があり、水牛との区別は特にありませんでした。

近年は狩猟を行うものはいませんが、その時代の名残でバイソンの事をバッファローと呼んでいます。

バッファローと水牛の生態と特徴について

バッファロー

バッファローはウシ科バイソン属に分類されるウシです。

サバンナでは他では滅多に遭遇出来ない珍しい動物BIG5というものを掲げていますが、その中にバッファローも入っています。

 

生息地は、アメリカ・インド・ネパール・バングラデシュなどに生息していて、かつてカナダにも生息していましたが、現在野生のバッファローは絶滅しており、飼育されているもののみとなっています。

 

体長は雄が2.7m~3m、雌が1.8m~2.4mです。

体の特長としましては、全体的に重量感のある体つきをしていて、肩から背中部分まで盛り上がり、体の後ろ部分は低いのが特徴です。

 

体の色は、明るい褐色で冬期には茶褐色や茶色の混ざった黒色などになります。

雄雌共に角を持っていて、角の大きさは50㎝~60㎝程の大きさがあります。

 

食性は植物性で、草本類・樹葉・樹皮・木の芽などを食べています。

繁殖期は8月~9月頃で、一度に一子の子を産みます。

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水牛

水牛は哺乳綱ウシ目ウシ科アジアスイギュウ属に分類される偶蹄類です。

生息地は、インド・タイ・ネパール・バングラデシュ・ミャンマーに自然分布しています。

生活環境は、河畔輪・草原・沼沢地・河川やその周辺で生活しています。

基本的に、1頭~2頭の雄と10頭~30頭の雌からなる群れで集団行動をしています。

 

体長は1.7m~3.4mで、雌の方が少し体が小さいです。

体の特長としましては、雄雌共に頭部中央から生えている太い2本の角が特徴的で、その角は斜め後ろに長く伸びており、長さは約1mを超えると言われています。

 

体の色は、開けた草原にいるものは黒褐色や黒色、森林にいるものは赤みを帯びた色と環境や種類によって異なります。

昼行性ですが、日中は体温調整や皮膚の乾燥や寄生虫の予防の為に水浴びや泥浴びをして、食事は早朝や夕方に食べる事が多いです。

 

食性は植物性で、主に草を食べて生活しています。

繁殖期は特に決まっていませんが、季節的には雨季に行う事が多く、一度に一子の子を産みます。

バッファローと水牛についてのまとめ

今回はバッファローと水牛について紹介しましたが如何でしたでしょうか?

日本では日常的に見かける動物では無いので、はっきりした違いが分かりにくいですが、こうしてそれぞれ生態などを見ていくと明らかな違いが分かりやすいと思います!

ライターMISAKI

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