赤い種が特徴的な「ザクロ」
ザクロは昔から美容と健康に良いとされ、特に女性にとってプラスになる果物だといわれています。
スーパーなどでも見かけることがありますが、ザクロが美味しく食べられる旬の季節はいつ頃なのでしょか?
ザクロの特徴と、ザクロの旬の季節について詳しく紹介していきたいと思います。
ザクロとは?
「ザクロ(石榴、柘榴、若榴)」とは、ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木と果実のことです。
ザクロは5000年以上前から栽培されてたそうです。
ザクロはイラン、アフガニスタンを原産としています。
世界各地で栽培されていますが、日本でも東北以南の各地で栽培されています。
日本に渡来したのは平安時代で、食用や鑑賞用、薬用として利用されていました。
日本国内でザクロの木がありますが、国産のザクロはあまり無く、スーパーなどで売られているザクロはカリフォルニア産です。
ザクロの葉っぱは光沢があり、楕円形で対生です。
初夏になると、6枚の花びらからなる鮮やかな紅色の花を咲かせます。
秋になるとザクロの実がはちきれるように膨らみます。
ザクロの実は直径6~10センチで、重さは100~300グラムになります。
実に裂け目ができて、中の赤い種が出てきます。
ザクロは、実の中に入っている粒を食べます。
爽やかな甘みと、甘酸っぱい味がしますよ。
ザクロは日当たりが良い場所が好きです。
ザクロの効能
ザクロは昔から木の樹皮や根皮、果皮などが薬用として使われてきました。
木の樹皮や根皮は駆虫薬として、果皮は下痢や下血、口内炎や扁桃炎などの薬として使われていました。
粉末にした花は、出血性の傷薬にされていました。
ザクロはビタミンCを多く含んでいるので、免疫力をあげたり、風邪予防になります。
また、肌の老化を防いでくれて、シミの予防改善にもつながります。
ザクロには、カリウムが多く含まれているので、むくみを改善してくれます。
ポリフェノールも含まれているので、抗酸化作用や生活習慣病の予防にもなります。
ザクロは種子が多いので、安産や子育ての効果があるそうです。
子宝果物と呼ばれるほどです。
ザクロの絵をを寝室に飾ると、妊娠するというジンクスもあります。
北側の壁が良いそうですよ。
ザクロの旬の季節はいつ頃?
ザクロの旬の季節は「秋」です。
国産でも外国産でもザクロは、9~11月の実が、甘くてとても美味しいといわれています。
国産のザクロは9月上旬から、外国産のザクロは9月の中旬からお店に並びます。
美味しいザクロの見分け方
美味しいザクロの見分け方は、皮がしっかりとしていて、張りと艶があるものを選びましょう。
綺麗で鮮やかな紅色をしているものが良いです。
ザクロは皮が割れていて果肉が見えるものが食べごろです。
ザクロの食べ方は、ヘタを切ったところに十字の切り込みを入れて、実を裂いて粒を取り出します。
水を張ったボールに入れてすると、粒が取り出しやすいですよ。
ザクロはジュースにしたり、サラダにトッピングしたりするのもおすすめです。
ザクロは皮をむかなければ、数週間日持ちします。
粒であれば、タッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で冷蔵すれば、2~3日、冷凍なら2~3ヶ月保存できます。
ザクロの旬の季節はいつ頃なのかについて まとめ
ザクロの特徴と、ザクロの旬の季節はいつ頃なのかについて詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ザクロの旬の季節は「秋」です。
9月になるとお店に出回ります。
ザクロは皮が割れていて果肉が見えるものが食べごろです。
皮に張りや艶があるのを選びましょう。
女性にとって嬉しい成分を持っているザクロを食べて、更に綺麗になりましょう。
(ライター 雲呑)