2つ仲良くくっ付いていて、見た目が可愛い「さくらんぼ」

口に入れると甘酸っぱい味がとっても魅力です。

 

そんなさくらんぼの旬の季節いつ頃なのでしょうか?

さくらんぼの特徴と、さくらんぼの旬の季節について詳しく紹介していきたいと思います。

さくらんぼとは?

「さくらんぼ・桜桃(おうとう)」とは、バラ科サクラ属サクラ亜属の果樹であるミザクラ(実桜)の果実です。

さくらんぼは世界で1000種類、日本では30種類ほどの品種があります。

日本に伝わってきたのは明治初期で、各地で品種改良されています。

日本で栽培されるミザクラの大半は、ヨーロッパ系のものです。

日本では、東北地方や北海道、長野県などが主な産地になります。

 

その中でも、山形県は日本の生産量全体の7割以上を占めるほどの収穫量があります。

さくらんぼの実は丸みを帯びていて、赤色の実が多いです。

 

実の中には、種子が1つあります。

食用として親しまれていて、お酒やジャムなどにも使われます。

さくらんぼの名前の由来

さくらんぼの名前の由来は、「桜の子ども=坊」→「さくらのぼう」→「さくらんぼう」になったそうです。

桜が付ける桃という意味で「桜桃(おうとう)」とも呼ばれます。

 

さくらんぼの正式名称は「桜桃(おうとう)」です。

高級なさくらんぼは「赤い宝石」や「初夏のルビー」とも呼ばれ、30粒ぐらいの1箱が何万円もします。

さくらんぼの旬の季節はいつ頃?

さくらんぼの旬の季節は「春~夏」です。

さくらんぼの品種によって変わりますが、5月下旬~7月上旬が旬になります。

 

「アメリカンチェリー」

5~8月 が旬の時期です。

 

輸入もののさくらんぼです。

赤紫色で大きくて、皮がしっかりしています。

甘みがあってとても美味しいです。

アメリカンチェリーは熟すと黒ずんだ色になるので、黒味のあるものを選びましょう。

5月下旬~6月上旬が旬のさくらんぼ

「高砂(たかさご)」

アメリカ原産で、一番にスーパーに並ぶ品種です。

「ジャボレー」

フランス原産で酸味が強いので、ジャムやお酒に使われます。

「日の出」

熟すと紫黒色になる黒いさくらんぼで、粒は小さめで少し酸味があります。

「紅さやか」

実の大きさが9グラムぐらいの大玉で、糖度が高いです。

6月中旬~下旬が旬のさくらんぼ

「佐藤錦(さとうにしき)」

日本国内で一番多く生産されている品種で、さくらんぼの王様と呼ばれています。

ナポレオンと黄玉を交配して作られました。

「豊錦」

果肉が柔らかくて、甘みも酸味もちょうど良いです。

7月上旬~下旬が旬のさくらんぼ

「ナポレオン」

ヨーロッパ各国で栽培されていて、海外ではロイヤル・アンと呼ばれています。

実が分厚くて、ジューシーでとっても美味しいです。

「紅秀峰(べにしゅうほう)」

実が大きて糖度も高く、酸味は少ないです。

「月山錦(がっさんにしき)」

黄色のさくらんぼです。

15グラムぐらいの大きい実で、糖度が高いです。

「紅てまり」

実は大玉で、果肉が硬く日持ちします。

「大将錦」

実が大玉で、糖度が20度以上あります。

「南陽」

実は大玉で、酸味は少なくて爽やかな甘さがあります。

さくらんぼの旬の季節についてのまとめ

さくらんぼの特徴と、さくらんぼの旬の季節について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

さくらんぼの旬の季節は「春~夏」です。

 

さくらんぼの品種によって若干変わりますが、6月上旬~7月上旬あたりが旬になります。

ちなみに、アメリカンチェリーは5~8月が旬になります。

 

さくらんぼは光沢があって、張りがあるものを選びましょう。

綺麗な色をしていて、傷がないものが美味しいですよ。

(ライター 雲呑)