水辺に浮かぶ「睡蓮」
睡蓮の浮かぶ池はなんだか、神秘的な雰囲気を漂わせます。
そんな睡蓮ですが、睡蓮の綺麗に見れる季節はいつ頃なのでしょうか?
睡蓮の特徴と、睡蓮の季節はいつ頃なのかについて、詳しく調べていきたいと思います。
睡蓮とは?
「睡蓮(スイレン)」とは、スイレン科スイレン属の水生植物です。
睡蓮は世界各地に40種類ぐらい分布しています。
日本に自生している睡蓮は「未草(ヒツジグサ)」です。
睡蓮の葉は、円形で深い切込みが入っています。
池などの水面に浮かんで、蓮の花に似た、赤、ピンク、白、黄色などの花を咲かせます。
睡蓮の花言葉は「清純な心、信仰、清浄、信頼」です。
睡蓮の種類
睡蓮は2つの品種に分かれます。
温帯に自生している種類を改良した「耐寒性睡蓮」は、水面近くに花を咲かせます。
熱帯に自生している種類を改良した「熱帯性睡蓮」は、水面から茎を突き出して花を咲かせます。
日本で販売されている睡蓮は品種改良によって作られています。
ヨザキスイレン
別名「タイガーロータス」と呼ばれ、古代エジプトの壁画などにも登場します。
ヨザキスイレンの花は、夜に咲いて朝になると閉じます。
ヒツジグサ
日本に自生する睡蓮です。
6~11月に白い花を咲かせます。
アーカンシェル
花の色は淡い桃色で、葉っぱに白やピンク色のいろいろな斑が入っています。
開花して2日めになると、花の色が薄くなります。
睡蓮の季節はいつ頃?
睡蓮の季節は、「春の終わりから夏にかけて」になります。
睡蓮の品種によって、若干開花時期が変わります。
4月下旬に花が咲き始め、5月の中旬にはたくさんの睡蓮が開花し始めます。
5月の終わりごろになると見ごろを迎えます。
睡蓮の花の最盛期は7月上旬です。
睡蓮の花が見られるのは、5月の終わり~7月中旬までです。
ひとつの睡蓮の開花は3~5日です。
睡蓮は午前中に花が開いて、午後には花を閉じてしまいます。
ですので、睡蓮の花を見る場合は午前中がおすすめです。
睡蓮の見れるスポット
水生植物園みずの森
睡蓮で有名な「水生植物園みずの森」は睡蓮はもちろん、水生植物を中心に楽しめる植物園です。
睡蓮の種類もたくさんあります。
ピンク、青、白などの睡蓮の花を見ることができます。
また、季節の花も楽しめますよ。
撮影スポットも多いので、撮影する方も多く訪れます。
園内にはレストランもあるので、1日のんびり満喫できますよ。
水生植物園みずの森
滋賀県草津市下物町1091番地
077-568-2332
モネの庭
睡蓮を見ることのできる高知県の「モネの庭」は、フランスから公認された「モネの庭」です。
モネが描いた「モネの庭」を再現しているのです。
モネの風景をリアルに見ることができます。
モネの庭で生育されている睡蓮は、農薬などは最小限に抑えてあります。
人の手で害虫などから草花を守っています。
園内にはパン屋さんがあり、睡蓮だけではなくフランスの雰囲気を堪能できます。
モネの庭
高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
0887-32-1233
根道神社モネの池
岐阜県関市の根道神社の隣に「モネの池」と呼ばれている池があります。
モネの池は睡蓮の季節になるとたくさん人が訪れる名所です。
池の水の透明度が素晴らしく、池が青く透き通っています。
池で泳ぐ鯉と、水に浮かぶ睡蓮のコラボレーションが美しいですよ。
根道神社モネの池
岐阜県関市板取448番地
睡蓮の季節はいつ頃なのか まとめ
睡蓮の特徴と睡蓮の季節はいつ頃なのかについて、詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
睡蓮の季節は「春の終わりから夏にかけて」です。
睡蓮は5月下旬~7月中旬まで咲きます。
睡蓮の花の最盛期は7月上旬です。
睡蓮は午前中に咲いて、午後には花を閉じます。
ですので、睡蓮の花を見たい方は、午前中をおすすめします。
(ライター 雲呑)