皆さんはシクラメンという植物についてご存知でしょうか?

色や形がとても綺麗で、一輪咲いているだけでもお上品な雰囲気を醸し出してくれます。

 

ガーデニングをする方にも結構人気の花なんだそうですよ!

今回はそんなシクラメンの生態や原種などについて詳しく紹介していきたいと思います。

シクラメンの名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について

まず名前の由来ですが、本来の呼び名はシクラメンでは無く「Cyclamen(サイクラメン)」と言われていたそうです。

何故かと言うと、花が真っすぐに伸びて咲いたあと円を描くようにクルリと回って下がってしまう生態からそう言われていたそうです。

ちなみに和名では「豚の饅頭」や「篝火花(カガリビバナ)」と言われる事もあるそうです。

全体的な花言葉は「遠慮」「内気」「気おくれ」「はにかみ」などのメッセージが込められています。

 

シャイでおしとやかな女性にぴったりの花ではないでしょうか?

女性の方に花束として贈ってあげると喜ばれるかも知れませんね。

色別花言葉

赤⇒「嫉妬」「絆」「愛情」

白⇒「純潔」

ピンク⇒「憧れ」「内気」「はにかみ」

 

誕生花は01/14・12/07・12/10です。

開花時期は10月~4月頃までです。

 

栽培方法はとても簡単なので初心者さんにも分かりやすいように少し説明したいと思います。

 

①シクラメンは栽培途中で枯らしてしまう方が多いと言いますが、これは最初の株選びで失敗してるパターンだと思います。

株を選ぶときにしっかり締まりがある丈夫なものを選ぶようにしましょう。

 

②置き場所は、日当たり風通し水はけの良い場所が良いですが、直射日光を浴び過ぎると枯れる原因になるので、程よく日があたる場所で栽培してあげましょう。

 

③土は市販のものを使ってもらって大丈夫ですが、ある程度育って植え替えの時期になったときはその土に赤玉土と腐葉土とパーライトを6:3:1の割合で混ぜ合わせたものを入れてあげると良いでしょう!

 

④水やりは表面が乾燥していたらたっぷりあげて下さい。

 

ただし一つ注意する事は葉や花に直接当たらないようにすることです。

これも枯らしたり傷める原因になるので注意して下さい。

 

シクラメンの基本的な栽培方法はこんな感じです。

そこからさらに夏越や挿し木や増やし方になると、少し栽培方法も変わって来るので

栽培に興味がある方はそちらも調べて実践してみて下さいね。

シクラメンの原種~生態・雑学~

原種シクラメンとは品種改良されていないことを言います。

原産地はトルコ・メキシコ・アフリカなどです。

 

原種シクラメンには「春咲き」「秋咲き」「冬咲き」が存在します。

原産地を含め品種によっても栽培方法や管理方法が違ってきます。

 

一般的に日本で良く栽培されているのは「ヘデリフォリウム」や「コウム」だそうです。

これらは他の原種シクラメンと比べて最も栽培しやすい品種で人気なんだそうですよ!

 

もう少し慣れてくると「シリシアム・インタミナタム」などもお勧めです。

「ガーデンシクラメン」などは変わった性質を持っているので、栽培も少し難しいそうです。

原種シクラメンと言っても様々な種類があるので、栽培する際は特徴や方法などの知識をしっかり身に着けてから栽培に取り掛かる事をオススメします!

シクラメンについてのまとめ

今回はシクラメンについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

生態や原種シクラメンについて良く知る事が出来ましたか?

シクラメンは単純な性質なようで、色んな種類を調べて行くと、結構面白く変わった性質を持っていたりするので、皆さんも図鑑などで調べてみて下さいね。

ライターMISAKI