あまり聞きなれない名前なのでピンッと来る方は少ないかも知れませんが…
皆さんはプリムラオブコニカという植物をご存知でしょうか?
そこにあるだけでその場の雰囲気をパッと明るくしてくれるような、そんな素敵な花なんですよ!
今回はプリムラオブコニカの生態などについて詳しく紹介していきたいと思います。
プリムラオブコニカの名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について
まず名前の由来からですが、ラテン語で「Primus」は「最初の」と言う意味があり
「Obconica」は「倒円すい形」と言う意味があります。
つまり、早春に先駆けて咲く楕円形の花という事でプリムラオブコニカと言う名前が付いたそうです。
和名では「常盤桜(ときわざくら)」と言います。
花言葉は「初恋」「しとやかな人」「富貴」「神秘な心」「青春」「運命を開く」「幸福感」「美の秘密」というメッセージが込められています。
こんな素敵な花言葉が込められている花を花束でプレゼントされたら嬉しいですよね!
誕生花は01/16t・01/18 ・01/25 ・02/01・02/03・02/13・02/19です。
開花時期は12月~4月頃までです。
簡単に栽培方法も紹介しておきますね!
①種まきの時点では市販の普通の土と鉢植えで大丈夫ですが、芽が出てきて茎もある程度育って来たら、一回り大きな鉢に移し替え、鉢の底には少し石を敷き詰めてそれから土を入れて下さい。
※土は赤玉土7・腐葉土3を混ぜ合わせたものを使うと良いですよ!
②水やりは土の表面がパサパサに乾いていたら与えてあげてください。
あまり水を与えすぎてしまうと、腐ったり枯れる原因になるので気を付けて下さいね。
③栽培環境は、日当たりが良く風通しが良い場所が良いでしょう。
耐寒性、耐暑性があると言っても、直射日光を当てすぎたり、気温の低い場所に置きっぱなしにしていると枯れてしまうので、程いい場所に置いてあげて下さい。
④肥料は10日に1回程度で良いので、液体肥料を与えてあげましょう!
ざっくりと書きましたが、栽培は慣れればそれほど難しい訳でも無く、結構簡単なので初心者さんでも気軽に始められると思いますよ。
ちなみにプリムラオブコニカは販売されているものは大丈夫と言われていますが…
プリムラオブコニカの葉に生えている毛を素手で触るとかぶれる可能性があるので、必ず手袋などをつけるように注意して下さい。
プリムラオブコニカの生態
プリムラオブコニカの生態は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。
原産地は中国西部で、20世紀前半にイギリスを中心に品種改良がおこなわれ、今では日本にも広く分布しています。
草丈は20㎝~30㎝まで伸び、茎を長く伸ばして先端に十数輪の花を咲かせるのが特徴です。
花の色は、淡いピンク・シロ・オレンジ・紫・などカラーバリエーションが豊富で、綺麗にグラデーションが掛かっている花もあります。
他にもプリムラの種類は綺麗な花が沢山あるので、プリムラオブコニカ以外にも気になる方は図鑑などで調べて見てみて下さいね。
プリムラオブコニカについてのまとめ
今回はプリムラオブコニカについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
生態や栽培方法などについて良く知る事が出来ましたか?
プリムラオブコニカの花ははっきりした色味を付けるのが特徴なので
パステル調の優しい色味が好きな方にはあまり受けが良く無いかも知れませんが…
もし、機会があれば花屋などで実物のプリムラオブコニカを見てみてください。
美しい花にほのかに香る優しい香りに惹かれること間違いなしですよ!
ライターMISAKI