ちょっと小腹が空いたときや風邪の時などに大活躍してくれるフルーツと言えばリンゴですね♪
リンゴは様々な食べ物や飲み物に使われていますが、どんなものに使っても美味しく仕上がってくれますね。
リンゴダイエットなんてものもあり、一個で満腹感を十分に得られる優れものです!
今回はそんなリンゴについて詳しく書いていきたいと思います!
リンゴの原産地と歴史
リンゴの歴史はとても長く人類誕生とともに始まりました。
原産地は中央アジアから西アジアの山岳地帯で、天山山脈からコーカサス地方を起源とし広まっていきました。
ヨーロッパとアジアの二つのルートを辿って伝わっていきました、
初めて栽培が開始されたのは紀元前13世紀頃のエジプトで、記録によると生食以外にジュース・ジャム・シードル・ビネガーに加工して利用されていたようです。
ヨーロッパにおける栽培が盛んになったのは16世紀~17世紀頃と言われていて、トルコでは約8000年前の炭化したリンゴが発見されていて新石器時代から栽培・食用されていたと言われています。
紀元前1300年にはナイル川デルタ地帯に果樹園があったとされていて、またギリシャ時代には野生種と栽培種が区別され接木で繁殖させていたんだとか。
ローマ時代には様々な種類のリンゴを掲載した本も出版されています。
日本にリンゴがやって来たのは平安時代中期で、当時は和リンゴという小さな野生種で食用では無く観賞用として使われていました。
食べられるようになったのは明治4年以降で、アメリカから75品種を輸入し苗木を全国に配布した事がキッカケで食用リンゴが広まりました。
ちなみに日本での初栽培は北海道函館市の七重村です☆
リンゴの栄養素と効能
リンゴにはポリフェノールが豊富に含まれており、ビタミンやミネラルも含まれています。
そして、ペクチンなどの食物繊維やリンゴ酸などの有機酸類も含まれています。
味は深みのある甘みでは無いのでカロリーが低い果物と思われている方も多いかと思いますが、全体重量の15%は炭水化物で果糖・ブドウ糖・ショ糖などの糖質含有量が高いとされています。
しかし、リンゴの良い所は直ぐにエネルギーに変換されやすいので、エネルギー補給や疲労回復に良いとされています。
リンゴを食べる事で得られる効能は下記の通りです。
美白効果/美肌効果/血流改善/動脈硬化予防/心疾患予防/脳血管疾患予防/脂肪蓄積抑制/中性脂肪値上昇抑制/ストレス低減/疲労回復/睡眠改善などです。
リンゴの旬の季節
リンゴは世界的には1万種程あると言われていて、そのうち国内産のものは100種前後と言われています。
主に私たちがよくスーパーなどで見かける代表的な種類は、「ふじ」「つがる」「王林」「ジョナゴールド」「紅玉」です。
旬な季節は秋から冬となっていますが、ここでは代表的な種類のリンゴに絞って正確な時期と特徴を書きますね!
【ふじ】
10月中旬~12月下旬まで。
酸味があまり無く甘みが強いのが特徴です。
【つがる】
9月上旬~10月上旬まで。
果汁がたっぷりで甘みが強いのが特徴です。
【王林】
10月下旬~12月中旬まで。
果肉が緻密で酸味があまり無く甘みが強いのが特徴です。
【ジョナゴールド】
10月中旬~11月中旬まで。
嫌味の無いさっぱりとした甘酸っぱさでシャキシャキとした食感が特徴。
【紅玉】
9月中旬~11月中旬まで。
酸味が強めだがさわやかな香りとたっぷり含まれているコクのある果汁が特徴。
リンゴについてのまとめ
今回はリンゴについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
リンゴを食べる時は皮を剥かずに食べた方が栄養が多くとれるようですよ♪
ライターMISAKI