皆さんはスノードロップという植物を見聞きした事がありますか?
あまり聞きなれない植物なので見たことが無いという方も多いかもしれませんね。
スノードロップは名前の通り真っ白で綺麗な花を咲かせてくれるんですよ!
今回はスノードロップの生態について詳しく紹介していきたいと思います。
スノードロップの名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について
まず名前の由来からですが、スノードロップの学名は「Galanthus Nivalis(ガランサス・ニバリス)」と言います。
このギリシア語の「Galanthus」には「乳のように白い花」/「Nivalis」には「雪の中」と言う意味が込められています。
そういう意味の中からスノードロップという呼び名が付けられました。
和名では「待雪草」と言われたりもします。
花言葉は「希望」「慰め」と言うメッセージが込められています。
前向きで優しい花言葉が込められているので、お見舞いやお部屋のインテリアとして飾っても良いかも知れませんね!
ちなみにこの花言葉が付いた理由としては、聖書のアダムとイブを慰めようと舞い降りた天使が雪のようだった事から付けられたそうです。
誕生花は01/01・01/07・01/16・02/02・02/26です。
開花時期は2月~4月で、遅くても夏には枯れてしまいます。
スノードロップの栽培レベルは初心者さん向きなので栽培方法を簡単に説明しておきますね。
①市販で売ってる鉢と土を用意してスノードロップを植え付けて下さい。
植え付けの時期は8月頃からがオススメです!
もし土を自分で作る場合は、赤玉土と腐葉土を7;3に割合で混ぜた土を使って下さい。
②日当たり風通しの良い所で育ててあげて下さい。
ただし直射日光には弱いので、程よく日の当たる場所が良いでしょう。
寒さにも弱いので日陰になりすぎない所を選んで置いてあげて下さい。
③水やりについては、土を触ったときにパサパサと乾いていたら与えてあげて下さい。
湿気に弱いので水のあげすぎは球根を腐らせる原因になるので気を付けて下さい。
④植え替えの時期は9月~10月の間に行うのが良いでしょう。
鉢の場合は球根より一回り大きいものを、庭の場合は3㎝~5㎝くらいの間隔を開けましょう。
簡単に纏めて書きましたが、スノードロップの栽培方法はこんな感じです。
なにより気を付けるのは栽培環境と水やりの仕方くらいです!
あと、灰カビ病というのに掛かりやすいので、傷んでいる葉や花びらなどを見つけたらすぐに切り取って下さい。
スノードロップの花はどんな花?~生態・雑学~
スノードロップの生態は、ヒガンバナ科ガランサス属の一年草です。
原産地はヨーロッパ~コーカサス山脈で、西アジアなどを含め19種類のスノードロップが分布しています。
スノードロップはキリスト教と深く関係していて教会や修道院の庭先で良く栽培されています。
草丈は15㎝~20㎝まで伸び、葉は幅6mm程の線のように長いのが特徴です。
茎の先端には下向きに6枚の花弁を付けた花びらが咲いています。
ちなみにスノードロップは、痴呆治療やアルツハイマー病の治療薬として使われているそうです。
スノードロップについてのまとめ
今回はスノードロップについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
追記ですが、よくよく調べるとスノードロップの球根には毒が含まれているそうです。
口にする事はまず無いと思いますが…気を付けて下さいね。
球根を触ったり香りを嗅ぐぐらいだったら何も問題ないようなので安心して下さいね!
栽培も凄く簡単なので、もし興味がある方は栽培にチャレンジしてみて下さい。
ライターMISAKI