愛や夢、幸せ・・・♪など、ハッピーな花言葉ばかり持っている「ブバルディア」

切り花や鉢植えがとても人気です。

 

ウエディングブーケに使われていたり、プレゼントに使われることも多いとか。

ブバルディアはどんな花を咲かせるのか気になりませんか?

ここでは、ブバルディアの花と生態について調べてみました。

ブバルディアとは?

ブバルディアはアカネ科カンチョウジ属で、常緑の小低木です。

ブバルディアはフランス王室庭園長のシャルル・ブヴァール氏から名前が付けられています。

メキシコ原産のブバルディアは、昭和の初めごろ日本に渡来しました。

可愛いお花を咲かせるブバルディアは日本でも人気があり、切り花や花束、鉢植えなどで親しまれています。

樹高は30~100センチの高さになり、1本の茎に3~5枚の葉っぱを付けます。

ブバルディアの花

ブバルディアの花は約1.5~2センチの大きさで、四角の形の先端が4つに裂けたように咲きます。

十文字のような、丁子のような形をしていて、細長い筒型になっていて特徴的です。

これが一本の茎の先に10~30輪ほど集まって咲きます。

 

ブバルディアは基本的に10月下旬頃に開花するのですが、上手に育てることが出来れば、周年花を咲かせることが出来ます。

花の色は赤、ピンク、白、オレンジなどたくさんあり、甘い花の香りもします。

 

ブバルディアの和名は花の形が”丁子”のようなので、「管丁字(カンチョウジ)」と呼ばれています。

また、花の蕾が”蟹の目”に見えることから「カニノメ」とも呼ばれています。

ブバルディアの種類

ブバルディアは野生で約30~50種類あるそうです。

香りが強く、白色の大きな花を咲かせる”ブバルディア・ロンギフローラ”や”ブバルディア・テルニフォリア””ブバルディア・レイアンタ”などの原種を元に品種が作られています。

現在作られている新しい品種は「ハイブリット系(ブバルディア・ヒブリダ)」と呼ばれています。

ブバルディアの品種

ここではブバルディアの園芸品種を少しだけ紹介します。

ナオミ

お花に透明感のあってとっても美しいです。

薄紫色の花が咲きます。

まるでスーパーモデルのような輝きがあります。

富士の雪

ブバルディア・ロンギフローラを元に作られた園芸品種になります。

富士山に降る雪のように真っ白な花の色をしています。

花の大きさは3.5センチで、匂いがとても強いです。

ロイヤルダフネ フレスコ

ロイヤルシリーズと呼ばれるハイブリッド系のブバルディアです。

花びらの中心は濃いピンク色で、花びらはピンク色の一重咲きです。

ロイヤルダフネ グリーンマジック

ロイヤルシリーズと呼ばれるハイブリッド系のブバルディアです。

少しピンクがかかった、グリーン系カラーで、一重咲きです。

ダイヤモンド ダークピンク

ダイヤモンドシリーズと呼ばれるハイブリット系のブバルディアです。

花は八重咲きで、ピンク色をしています。

ブバルディアの花言葉

ブバルディアは9月10日、10月18日、11月4日、12月26日の誕生花です。

花言葉は「愛の誠実、夢、情熱、幸福な愛」となっています。

 

花言葉もウエディングにピッタリなので、白いブバルディアは、ブライダルブーケとしてよく利用されます。

赤いブバルディアは、クリスマスシーズンによく出回るそうですよ。

ブバルディアの花について まとめ

ブバルディアの花について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

ブバルディアは小さなお花がたくさん集まって咲き、その姿がとっても可愛いですね。

ブバルディアにはたくさんの品種があるので、それぞれの特徴を活かした花束やアレンジメントを楽しんではいかがでしょうか。

(ライター 雲呑)