みなさんは潮干狩りをしていて、アサリにそっくりな貝を見かけたことはありませんか?

時にはターゲットであるアサリよりも大量にとれる貝、それが「シオフキ」です。

 

アサリではないからと、そのまま捨てて帰ってしまう人が多いようなのですが、ちょっと待ってください。

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実はこの貝、食べることができるんですよ。

 

捨てて帰ってはもったいない!

というわけで、今回はそんなシオフキについて詳しく紹介していきますので、これを機に興味を持ってみてはいかがでしょうか。

シオフキってどんな貝?

シオフキは房総半島から沖縄にかけて生息している貝です。

アサリと同じく砂の中にいるので、潮干狩りをしているとアサリではなくてシオフキがたくさん獲れることも多いでしょう。

 

殻を閉じるときに出水管から勢いよく水を吹くのが「シオフキ」という名前の由来だと言われています。

大きさは4~5cm程とこれもアサリとほぼ同じなので、よく知らないとアサリと見分けがつきません。

 

「水を吹くかどうかで見分けたら?」と思われるかもしれませんが、アサリもけっこう水を吹きます。

ではアサリとシオフキを見分けるポイントはどこなのでしょうか。

一番簡単なのは、指で触ってみることです。

 

アサリの表面は細かい溝があり、ザラザラとした感触をしていますが、シオフキの表面はツルツルしていて爪を立てても引っかかりません。

また、アサリは様々な模様があり平べったいのに対し、シオフキは厚みがあって丸っこい形をしており、模様はありません。

 

じっくりと観察すれば、見分けるのはそう難しくないでしょう。

潮干狩りに行った際には、このような点を参考にして見分けてみてくださいね。

シオフキの食べ方~砂抜き~

シオフキを食べるために重要なのは「砂抜き」の作業です。

 

アサリも砂抜きをしますが、シオフキはアサリよりも砂を溜め込みやすく、また吐き出しにくい性質があります。

ですので、アサリと同じように海水や塩水につけておけばオーケーというわけではありません。

 

きちんと処理をしないと、ジャリジャリしてとてもじゃないけど食べられない!という事態になることも。

それでは、シオフキの砂を抜くにはどうしたら良いのでしょうか。

 

まず、シオフキはちょっとした温度差などですぐ死んでしまうので、なるべく早く作業に取り掛かってください。

初めに真水で貝同士をこすり合わせるようにしてきれいに洗い(ただし、殻が薄いのであまり力強くやってはいけません。)、たっぷりのお湯を沸かして茹でていきます。

 

この時あまり茹ですぎると旨味まで逃げてしまうので、貝の口が半開きになったくらいで火を止めてザルにあげてください。

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そして一つ一つシオフキをむき身にしていきます。

 

この作業をしていると、いかにシオフキが大量の砂を含んでいたのかがよくわかってビックリします。

全てをむき身にすることができたら、ザル(できればプラスチック)に入れて水を張ったボウルの中で洗っていきます。

あまり強く洗うと身が崩れてしまうので注意しましょう。

 

少しだけ押し付けるようにしながら、反時計回りにぐるぐるとかき回して洗うのがコツです。

こうすることで、より砂が落ちやすくなります。

 

水を綺麗なものに変えながら何度か洗い、食べてみて砂がなくなっていたら完了。

砂抜きだけで相当な手間がかかりますね。

 

「こんな手間のかかることしてられない」「少々の砂くらい平気」という人は、アサリと同じように砂抜きをした状態で食べても大丈夫です。

実際、シオフキの砂抜き方法を海水に一晩浸けるとだけ書いてあるサイトもありますし、どれだけ砂を含んでいるかは様々です。

 

手間をかけて美味しく食べるか、手間はかけずにそこそこの味を楽しむかは個人の自由。

お好きな方法を選んでください。

シオフキの食べ方~料理~

さて、むき身になったシオフキ、どんな料理にすると美味しいのでしょうか。

代表的な所では、煮物や佃煮、炊き込みご飯などがあります。

 

和食ならば他にも、かき揚げ、和え物、酢の物、汁物にしても美味しく食べられます。

洋食にするならば、クラムチャウダー、ボンゴレやペスカトーレなどのパスタ、ピザなどがおすすめです。

つまり、アサリとほぼ同じような料理に使えるということですね。

シオフキ まとめ

いかがでしたか?

ちょっとシオフキを食べてみたい…という気分になってきたのではないでしょうか。

もし潮干狩りをする機会があったら、シオフキも一緒にとって帰って食べてみてはどうでしょう。

(ライター名 もんぷち)

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