「クロガシラウミヘビ」って知っていますか?

沖縄でよく見られるウミヘビです。

 

クロガシラウミヘビの持っている毒は、とても強力といわれています。

クロガシラウミヘビの毒の強さと成分について、詳しく紹介していきたいと思います。

クロガシラウミヘビとは?

「クロガシラウミヘビ(黒頭海蛇)」とは、コブラ科又はウミヘビ科の蛇です。

生息地はインドネシアからニューギニアまでの海と沖縄です。

 

日本近海では最も普通にみられるウミヘビになります。

黒潮に乗って北海道まで来ることもあります。

 

クロガシラウミヘビの頭は黒色です。

クロガシラウミヘビの種小名のmelanocephalusは「黒い頭」という意味で、和名も黒頭(クロガシラ)となっています。

クロガシラウミヘビの形態

クロガシラウミヘビの大きさは、体長80~140センチです。

頭もお腹も小さいです。

 

クロガシラウミヘビの頭は黒色ですが、体の色は淡黄色や灰色です。

体には模様があって、黒色の横線があります

胴に40~60個、しっぽに4~9個の黒い横線があります。

 

わかりやすくいうと、クリーム色と黒色のしましま模様です。

クロガシラウミヘビは目はあまり大きくないです。

 

体は細い体型をしています。

マダラウミヘビと特徴が多く被るので、見分けづらいといわれています。

クロガシラウミヘビの生態

クロガシラウミヘビは熱帯から亜熱帯の珊瑚や砂地などで生活しています。

昼行性で、ずっと水の中で生活しています。

 

陸に上がることはありません。

陸に上がると上手に動けないんですよ(笑)

 

餌を探して動き回ったり、砂底にぺたーっと休んでいたりします。

クロガシラウミヘビは動物食なので、細長い魚(アナゴなど)を食べる。

 

砂に頭を突っ込んで舌で獲物を探します。

獲物を見つけると、噛み付いて毒で殺します。

そして獲物を海面まで持っていって食します。

 

クロガシラウミヘビは出産も海中で行います。

10月頃に4~5匹の赤ちゃんを産みます。

赤ちゃんは成体と同じ格好をしています。

クロガシラウミヘビの毒の強さと成分

クロガシラウミヘビの毒の成分は神経毒になります。

クロガシラウミヘビの毒の強さはコブラの毒より強力です。

 

毒性は数十倍といわれています。

LD50(半致死量):0.343mg/kgです。

クロガシラウミヘビに噛まれたときの症状は、体全体の倦怠感、運動障害、筋肉痛、麻痺、呼吸困難で、最悪の場合死に至ります。

 

クロガシラウミヘビに噛まれたときは、噛まれた箇所より心臓に近い部分をきつく縛って毒を出しましょう。

そしてすぐに病院へ行って、適切な処置をしてもらいましょう。

クロガシラウミヘビの性格

クロガシラウミヘビは攻撃的な性格です。

ダイバーなど人間の姿を見て向かってくることもあります。

 

クロガシラウミヘビの頭が小さいからといって、掴んだり刺激を与えたりしてはいけません。

指の間や耳など、素早く噛み付いてきます。

油断は禁物です!

 

沖縄では、クロガシラウミヘビに噛まれて死亡する例が毎年発生しています。

クロガシラウミヘビは海の危険生物なので、注意しましょう。

 

また、クロガシラウミヘビは動物愛護法で特定動物に指定されています。

クロガシラウミヘビを保管したり飼育する場合には、都道府県の許可が必要です。

クロガシラウミヘビの毒の強さと成分について まとめ

クロガシラウミヘビの毒の強さと成分について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

クロガシラウミヘビのの毒の強さは、コブラの毒より強いです。

 

また、毒の成分は神経毒なので、倦怠感や呼吸困難を引き起こします。

沖縄では毎年クロガシラウミヘビによる被害が報告されているので、とても注意が必要です。

(ライター 雲呑)