「ポリプテルス・デルヘッジ」って知っていますか?
ポリプテルス・デルヘッジとは、愛好家のなかでとても有名な古代魚です。
個体によって様々な体の色や、模様があるので、人気があります。
ポリプテルス・デルヘッジの生態と飼育方法について、詳しく紹介していきたいと思います。
ポリプテルス・デルヘッジとは?
ポリプテルス・デルヘッジはコンゴ周辺のザイール流域に広く生息しています。
自然界での生息数も多いです。
ポリプテルス・デルヘッジは、「デルヘッジ」「デルへジ」「デルへジィ」等と呼ばれて親しまれています。
ポリプテルス・デルヘッジは、ポリプテルスのなかで中型の大きさになります。
体には灰色の色に黒色のラインが入っています。
頭が小さくて、背びれが10~12枚あります。
例えるならば、小さな恐竜のようにも見えるんです。
そして、キリリとした顔つきをしています。
ポリプテルス・デルヘッジの寿命は大体10年ぐらいになります。
ポリプテルス・デルヘッジの人気
ポリプテルス・デルヘッジの泳ぐ姿は、ドラゴンのように豪華で美しいです。
ポリプテルス・デルヘッジはポリプテルスのなかで、とても人気が高いです。
体の色や模様が個体によって変わるので、マニアの間では楽しまれています。
体のサイズや面白い模様など様々です。
ポリプテルス・デルヘッジは、国内で繁殖されたもの、コンゴから輸入されて来るもの、東南アジアで繁殖されたものがあります。
ポリプテルス・デルヘッジのブリーダーも多いようですよ。
ポリプテルス・デルヘッジの餌
ポリプテルス・デルヘッジは餌の好き嫌いがあまりありません。
人工飼料でも魚の切り身でも何でも食べます。
そして、頭が小さいので、石などの隙間に入った餌も食べることができます。
5cmぐらいの小さなポリプテルス・デルヘッジには、冷凍赤虫と人工飼料を細かく砕いて与えましょう。
8cmぐらいになったらと、めだかを与えましょう。
ポリプテルス・デルヘッジの飼育方法
ポリプテルス・デルヘッジはなるべく大きな水槽で育てましょう。
ポリプテルス・デルヘッジは狭い空間だと、顎先を潰したりと怪我をすることがあります。
おすすめは90cm以上の水槽です。
水槽に砂を敷いてあげましょう。
隠れ家のようなものを入れると、それに隠れてしまって、あまり表に出てこなくなる個体も多くいます。
少し神経質な部分もあるので、驚いて逃げて隠れたりもします。
ポリプテルス・デルヘッジは、極端な温度上昇でなければ体調を崩すこともありません。
急激な温度低下などにも強いです。
ポリプテルス・デルヘッジの混泳
ポリプテルス・デルヘッジの混泳については、いくつか注意点があります。
まず、ポリプテルス・デルヘッジの口に入る大きさの魚との混泳は絶対ダメです。
また、食べられそうにない長さのある魚(細長い魚)もダメです。
同じポリプテルス同士でも、うまくいく場合と失敗する場合があります。
23cmぐらいまでのデルヘッジや、コンゴテトラなどの、体高のある魚は比較的うまくいきます。
ポリプテルス・デルヘッジの生態と飼育方法について まとめ
ポリプテルス・デルヘッジの生態と飼育方法について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ポリプテルス・デルヘッジは有名な古代魚で、人気があります。
ポリプテルス・デルヘッジの飼育方法は、大きな水槽を用意しなければいけませんが、非常に育てやすいです。
餌もよく食べてくれて、温度変化にも強いので、あまり神経質にならなくて良いそうです。
興味のある方は、ポリプテルス・ デルヘッジを育ててみてはいかがでしょうか?
(ライター 雲呑)