可愛らしいフォルムと鮮やかなカラーで人気の虫にテントウムシがいます。

テントウムシの成虫としての姿はよく知られているものの、その卵や幼虫までは知らない人が多いと思います。

 

またテントウムシの生態についてもよく分かっていない人が多いのではないでしょうか。

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ここではテントウムシの生態や、特に卵に関して言及していきます。

テントウムシの生態

成虫のテントウムシのサイズはおよそ1㎝程度で、半球型をしていることが特徴的です。

さらにその見た目は非常に鮮やかな色合いをしています。

黒と赤、種類によっては黄、橙、褐色などどれも基本的にカラフルです。

半球型で触角や脚が短いことはだいたいの種類で共通していますが、模様は種類間で違いがあります。

 

日本でよくいるナナホシテントウムシを代表に、水玉模様であることが多いです。

テントウムシ自体の名前はテントウムシの太陽の方向へ向かっていく性質からとられたものですが、ナナホシテントウムシのように細かい分類をする場合、模様の斑点の数でネーミングされることが多いです。

 

テントウムシを触ったことのある人なら経験があるかもしれませんが、手に取って触っているとたまに黄色い液体を出すことがあります。

これは自身を守るための防御反応です。この液体からは異臭が発せられており、敵に襲われたときに逃げられるよう分泌します。

 

またこれと違う反応として、偽死をすることもあります。そもそもテントウムシの派手な見た目も一種の防御となっています。

これだけ目立つカラーだと襲われやすそうにも見えますが、鮮やかな色をしていると逆に危ないやつだと警戒されることも多く一定の相手からは捕食対象から外れることができます。

しかしこれで天敵がいなくなるということはなく、カマキリなどに襲われることもあります。

テントウムシの卵

テントウムシは成長の過程で大きく形態を変化させる完全変態という特性を持っています。

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卵から幼虫、蛹を通過し成虫へと進化していきます。あまり知られていませんがかわいい見た目をした成虫とは違い、幼虫期には少々いかつい外見をしています。

 

丸い体ではなく腹部が伸びており種類によってはその体に突起やとげを持っているものもいます。そもそも卵がどのようなものなのかもなかなか気づけないと思います。

テントウムシは交尾の後、葉の裏に数十個もの卵をまとめて固めるように産卵します。

 

テントウムシはアブラムシを捕食するので、産卵をする場所もアブラムシの多いバラの葉の裏であることが多いです。

他には菜の花やユリにいることもあります。一か所に複数の卵が固められているのでそれほど見つけるのは難しくありません。

卵の見た目は米粒型で透明感のある黄色をしています。

種類によって益虫・害虫に分かれる

テントウムシは種類間で食性が異なり、アブラムシなどを食べる肉食性のものは農作物にとってメリットのある存在なので益虫とされています。

一方植物を食べる草食性のものは害虫のように扱われることが多いです。また変わった食性をしているものとして菌を食べるものもいます。

この場合、植物にとってやっかいなそんざいであるうどんこ病菌を食べてくれるので植物が元気に育つことができるのです。

テントウムシの卵を見つけてみよう

益虫とされるテントウムシは農薬代わりに使用することもでき、連れてくれば害虫などを退治してくれるかもしれません。

成虫を見つけて持ってきてその場で産卵をしてくれれば繁殖し、益虫としての機能を持続してくれることも考えられます。

 

そのとき卵の見分けをするには、葉の裏に着目してみましょう。

米粒型の黄色く小さな複数の物体を見つけられればテントウムシが産卵をしてくれたということです。

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