日本に生息するアシナガバチは11種類。

スズメバチに比べて攻撃性はありませんが、それでもスズメバチに次いで被害の多いハチでもあります。

 

巣を強く刺激したり、ハチを素手で触るようなことがあれば確実に攻撃してきて、刺します。

スポンサーリンク

そのことによるアナフィラキシーショックによって死亡してしまうということは、ゼロではないのです。

日本のアシナガバチの種類

セグロアシナガバチ

体長は20~26㎜程。体の模様は黒の地に黄褐色の斑紋があり、日本では北海道以外の全国に分布していて、市街地などでも良く見られる種類です。

セグロアシナガバチは本来それほど驚異的な存在ではありません。

攻撃性はありますが、巣の1m付近まで近づいても襲ってはきません。

 

しかし、巣を揺らしたり、大きな音を出したりといった刺激を与えた場合は、襲ってくることもありますし、日本ではスズメバチに次いで被害の多いハチでもあります。

主な被害は6~8月の間で、巣を刺激して刺されるケースと、10~11月に巣を離れた新女王が民家の洗濯物や布団に潜り込んで、それを知らずに取り込んでハチを圧迫してしまったりした場合に刺されるケースがあります。

キアシナガバチ

体長は20~26㎜でセグロアシナガバチに並ぶ大型のハチです。

日本では全国に分布しています。

黒の地に黄色が目立ち、攻撃性はアシナガバチの中では強い方で注意が必要です。

フタモンアシナガバチ

体長は14~18㎜で、腹部に黄色い2つの斑があることから名前が付けられました。

北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布していて、里山など人家の回りなどにも普通に生息しています。

毒性は弱いですが、巣を見つけた時には刺激しないように注意が必要です。

スポンサーリンク

コアシナガバチ

体長は11~17㎜、やや地味で小型の種類ですが、人家よりも林の低木の枝先や大きな葉の裏などに反り返った大きな巣を作ります。

日本では全国に分布しています。

キボシアシナガバチ

体長は12~18㎜で体色は黒色。斑紋の大部分が赤褐色で、コアシナガバチとよく混同されますが、キボシアシナガバチの場合は腹部第二節いかには黄紋がないのが特徴です。

巣と繭の色は黄褐色で繭が巣から飛び出しているのが特徴です。

 

低地から山地に分布していて、樹木の枝や葉裏に営巣します。

樹高が低い杉などの植林地では密度が高くなることもあります。

 

他に主に北海道に生息するトガリフラモンアシナガバチや体長1㎝ほどのヒメホソアシナガバチ、ムモンアシナガバチ、外来種で小笠原諸島への生息拡大が懸念されているナニョウチビアシナガバチ、、ヤマトアシナガバチがいます。

ヤマトアシナガバチの特徴

ヤマトアシナガバチの体長はメスが15~18㎜でオスが13~15㎜です。

中胸側面が2区画に区切られることで大型種とは区別される中型のアシナガバチで、黒色の中胸背板に1~2対の黄色い明瞭な縦帯状の斑紋を持ちます。

 

木の葉の裏や細い枝に小さな巣を造り、繭の蓋は黄色から黄緑色をしています。

近づいて見ると、黄緑色はかなり鮮やかでまるで人工的に色を付けたかのような時もあります。

 

平地に生息していて、時には人家の軒下、壁にも巣を造ることがあります。

朝鮮半島、中国北東部に分布し、日本では本州、四国、九州に生息しています。

 

ある時期までは日本の平地で多く見られる主でしたが、近年では全国的に減少傾向にあり、唯一

沖縄では現在も普通に見ることが出来ると言われています。

ヤマトアシナガバチの危険性

ヤマトアシナガバチはアシナガバチの中でも攻撃性はかなり低く、めったに人を刺すようなことはありません。

ですから、比較的安全なアシナガバチと言えるでしょう。

(ライター ナオ)

スポンサーリンク