皆さんは、カコミスルという動物をご存知でしょうか?

アメリカなどではネズミ捕り名人ということで飼われていたことがある動物です。今回は、そんなカコミスルについてご紹介します。

カコミスルってどんな動物?

カコミスルは、ネコ目アライグマ科の生き物です。北米の乾燥地帯に生息します。

ジャコウネコと誤解されることがあるようです。

ちなみにナワトル語(メキシコなどで使われている言葉)でカコ=半分、ミスル=ピューマという語源から来ているそうです。

カコミスルの生態について

体毛は柔らかく、アライグマのような色合いです。

手足が短いところもチャーミングな生き物です。アライグマのように尻尾には白と黒の縞模様がありますが、アライグマと比べると、細いのではないでしょうか。

 

尾っぽは、体よりも長いです。

体長は猫よりも小さく、30cm~42cmくらいの大きさです。爪は猫とは異なり、短くまっすぐ半分ひっこめることができます。

 

大きい目はかわいらしく、紫色の瞳を持っています。

カリフォルニアやオレゴンや、メキシコ全域で見られます。岩石地帯を好無為に、木製の建造物などに棲みつく特徴があります。

カコミスルの特徴

猫のように、柔軟性を活かして180度以上足元の関節が動かせる為、素早い動きができるようになりました。

大きな尻尾によって狭い足場でもバランスを取っています。

側転での方向転換もできます。

 

忍者のように二つの壁の間で突っ張って動くことができるようで、素晴らしいですね。

人慣れしやすいので、愛玩動物として飼われるそうです。夜行性で木登り上手。ネズミを捕るのがネコよりも上手だそうです。

 

チャームポイントとして、小さな体に大きな瞳、その割に身体が大きめなので、そのギャップも可愛らしいです。また聴力の発達から、耳が大きくなっています。

ペットとして飼えますが、価格が約35万~50万ほどするそうです。

 

日本ではまだまだ珍しい生き物ですね。

雑食ですが、カコミスルは小さいピューマとも言われるくらいなので、肉食が好きな雑食性です。ドッグフードなどをあげるといいでしょう。

ケージなどは犬用の大きめなものを用意するのがおすすめです。

まとめ

いかがでしょうか。

実際写真などで見ると愛らしさがたっぷり見えます。

 

見た目とは裏腹に獰猛な性格ももっているので、ペットとして飼いたいと思う際には、十分気を付けてください。

小さい頃から飼えば、なつくと言われています。

(ライター:Teyo)