日本全国、いや…世界中で嫌われていて人間に恐怖を与える虫と言えばゴキブリです!

どんなに狭い隙間からでも簡単に侵入してきて、時には人間に対しても立ち向かってくる恐るべし生き物です…。

 

世界中には小さなものから巨大なものまで、種類は様々ですが、どれを見てもやはり気持ち悪いですね。

さて、ゴキブリが体から出すカサカサという音を苦手とする方も多いかと思いますが、あの音はどこから出ているのでしょうか。

今回はそんなゴキブリの生態や特徴、そしてカサカサ音の正体について紹介していきたいと思います。

ゴキブリの生態~驚異の生命力~

ゴキブリは昆虫綱ゴキブリ目のうちシロアリ以外のものの総称です。

基本的に山で生活する種類と、家庭に出現する種類の二種類に分けられています。

家に現れるゴキブリの種類は『クロゴキブリ』や『チャバネゴキブリ』がほとんどです。

南方の地方だと『ワモンゴキブリ』で、元々森や山に生息していた『ヤマトゴキブリ』は人間が森にまで生活圏を広げてからは、家の中にも出現するようになっています。

ゴキブリはゴミや腐った食べ物など汚いものに集まる習性を持っていて、実際に危ない菌を持っている事もあるので、非常に不衛生という印象を持たれています。

 

一匹いるだけでも人間にとってはかなりの衝撃を受けるのですが、ゴキブリの繁殖力は凄まじく、しかも生命力も強い生き物です。

例えば、ゴキブリは頭部を切断されても生きることが出来ます。

ほとんどの生き物は頭部を切断されると、神経の命令が正しく働かなくなり死んでしまうのが普通です。

 

その理由としては、ゴキブリは『はしご形神経系』と呼ばれる神経系を形成していて、大脳皮質の代わりに神経節と呼ばれる大きな神経節が各所に作られる仕組みになっています。

 

この仕組みのお陰で、頭を切り離されても体を動かす事が出来るのです。

次に、ゴキブリの生命力が強い理由に食性にあるとされています。

 

ゴキブリの食性は雑食性で、基本的に何でも食べる事が出来ます。

とにかく何でも食べ、普通の食べ物からゴミ類・ほこり・油・人間の髪の毛など…。

 

ゴキブリは人間の髪の毛一本食べるだけで、一ヵ月は生きることが出来るんです。

そして、殺虫剤に対する耐性を身につけた事です。

 

昔は殺虫剤で駆除するのが当たり前でしたが、ゴキブリも進化を重ね、殺虫剤が効きにくくなっていると言われています。

彼らは、遺伝サイクルを繰り返し生き残るために、より強い体を手に入れているとされています。

しかしながら人間の方が知恵や知識は上回っているので、ゴキブリを駆除するための強力なアイテムは数々販売されていますのでご安心を…。

ゴキブリのカサカサ音の正体とは?

カサカサと音がする原因としましては、ゴキブリの足には物や壁などに捕まりやすいように無数の棘が生えています。

その棘が擦り合う事によって音が発せられているのではないかと言われています。

 

そして、ゴキブリ自体が動きが素早く高速で動くので、壁などに擦れてカサカサと音がなるのではないでしょうか。

ちなみに余談になりますが、人間がゴキブリに嫌悪感を抱くのには理由があるんです!

 

小さいころから周りの人間がゴキブリを見て驚いたり恐がったりするのを見て、自然とゴキブリは恐いものと頭に刷り込まれているからだそうです。

ゴキブリを怖がらない家庭で育った人は、ゴキブリを怖がらないんだとか。

皆さんはどうですか?

ゴキブリについてのまとめ

今回はゴキブリについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

ゴキブリを発生させないように、普段から家の中を清潔に保ち寄せ付けない環境作りを心掛けましょうね☆

ライターMISAKI