おつまみやお弁当のおかずとして人気の枝豆。

枝豆は子どもから大人まで人気があります。

枝豆は家庭菜園もできるため、家庭菜園として枝豆を育てる方も多いでしょう。

そこで悩まされるのが害虫被害です。

 

家庭菜園での害虫被害は対策に困るものです。

様々な害虫がいる中でも枝豆を好物としているのがカメムシです。

 

カメムシは臭いニオイを出すことから駆除しにくい虫として対策に困っている方も多いと思います。

ここでは、カメムシとはどのような虫か、カメムシの枝豆対策についてご紹介していきます。

カメムシとは?

カメムシとは名前の通り亀のような形をしている虫です。

カメムシ目のカメムシ亜目に属しており、世界で3500種類、日本では90種類ほどと言われています。

カメムシは身の危険を感じると臭い分泌物を出します。

4~10月を発生時期とし、様々な野菜に発生する中でも最も発生するのは枝豆です。

カメムシは豆を好物とし、特にマルカメムシは枝豆の葉や茎に発生していることが多いです。

 

マルカメムシは黒褐色で光沢のある色をしており、大きさは5ミリほどです。

カメムシは葉をかじって被害を与える訳ではないのでかじられた跡がありません。

そのため見た目ではわかりにくい被害になります。

 

カメムシは針のような口で養分を吸い取ります。

吸っては産卵を繰り返し、数を増やしていきます。

葉の裏側に産卵することが多いため、葉の裏側はこまめにみるようにしておくことが大切です。

 

独特なニオイを出すカメムシはさわらないことです。

ではどのようにしてカメムシの枝豆対策をすればいいのでしょうか。

カメムシの枝豆対策

枝豆は風通しをよくして育てなければいけません。

そのため株元の葉が込み合わないようにします。

 

葉が多いとカメムシを含む害虫が発生しやすくなります。

また、窒素分が多ければ葉にダメージを与えてしまうため、少ない肥料を使うことです。

種をまいたらすぐに防虫ネットをしましょう。

 

防虫ネットは目の細かいものがおすすめです。

防虫ネットをすることにより侵入を防ぎます。

また、カメムシはミントやハッカ油などが嫌いなため対策におすすめです。

 

強くつかんでしまうと悪臭がするので数が少ない時はガムテープや虫取り用粘着テープなどで駆除しましょう。

カメムシは冬になると冬を越すために日当たりのいい暖かい場所を探します。

そこでカメムシが冬越できる場所を作らないようにすることも対策に繋がります。

 

周りに雑草や落ち葉などが落ちていれば掃除しておきましょう。

移動性があるカメムシに薬剤を散布するのは難しいです。

散布する時はカメムシの動きが鈍くなる気温の低い時間帯がおすすめです。

 

殺虫剤は植物によくないため、カメムシ専用農薬がいいでしょう。

カメムシを駆除するには葉裏まで浸透するスプレータイプのベニカベジフルスプレーがおすすめです。

カメムシの枝豆対策まとめ

いかがでしたか?

カメムシは他の害虫と違って葉に直接わかるようにかじり跡をつけないため被害はわかりにくいものです。

人間が気づきにくいところで養分を吸い取っているため植物はどんどんダメージを受けます。

そのため発生する前にしっかり対策を行うことが大切です。

 

特に産卵を繰り返されてしまうとどんどん数が増えてしまうため産卵を防ぐことが大切です。

カメムシは葉裏に産卵することが多いため、普段見にくい葉裏もしっかりとチェックしておくことでカメムシも発見しやすくなります。

 

そしてカメムシの特徴、危険を感じると臭い分泌物を出すということなのでカメムシの駆除は慎重に行わなければいけません。

直接触ることは絶対にせず、数が少ないうちは、虫取り用粘着テープなどを活用し数を減らしましょう。

yupi☆