ラッコは子供から大人まで幅広い年代の方に愛される動物ですよね☆

つぶらな瞳に可愛らしい仕草には、人間を癒す不思議な力があります。

 

水族館でも見られるので、ラッコと言う動物は知っている方が多いのですが、その生態や特徴について知らない方は結構多いようですね。

今回はそんなラッコの生態や特徴、そしてラッコが見られる水族館を紹介していきたいと思います。

ラッコの歴史と進化

ラッコの歴史は意外と長く、研究の結果では約500万年前から現在のラッコの祖先とノドブチカワウソ・ユーラシアカワウソ・ツメナシカワウソ・コツメカワウソは同じ祖先だったという事が分かっています。

進化の過程まではハッキリした事は分かっていませんが、中世終わりから鮮新世はじめの500万年から700万年前に魚を食べていたカワウソの祖先から進化したものだと考えられています。

 

元々ラッコの祖先は陸上にいたのですが、捕食者から逃れ隠れる所を探し、より豊富な食料を求めて海へ進出したそうです。

海へ進出すると、海の環境へ適応し始めて海で生き抜いて行く為に幾つかの特徴を進化させました。

撥水性の毛・後ろ足の水かき・ひれ状の足・多い肺活量・真水を飲まずに生きられる事・完全に海で出産や子育てが出来る能力などです。

見ているだけで癒される可愛い生き物のまとめ

ラッコの生態と特徴

ラッコは食肉目イヌ亜目クマ下目イタチ科カワウソ亜科ラッコ属に分類される中型の海棲哺乳類です。

生息地は、千鳥列島からアラスカにかけてと、カリフォルニア中央沿岸に生息しています。

ラッコが好む環境は水温が4度~10度の冷たい海です。

体長は雄が120㎝~140㎝、雌が100㎝~130㎝です。

体は胴長で平たく長い尾があり、全身を覆う被毛は8億本程生えていて、毛の密度は動物の中で一番高いと言われています。

 

体の色は幼獣のうちは黄褐色や茶褐色ですが、成獣になると頭部が淡褐色で体が濃い褐色になっていきます。

年を重ねるにつれ頭のほうから白っぽくなっていくのが特徴です。

 

前脚は短く細かなデコボコの付いた黒い手のひらは器用に物を掴むことが出来るようになっています。

後ろ脚の5本指には水かきがあり、ヒレのような形状になっています。

ラッコはサル類以外で道具を使う事が出来る唯一の動物だと言われています。

 

胸に置いた石などに貝やカニなどを叩きつけて殻を割ります。

寒さにも上手く対応出来て、体温を維持するために一日に体重の20~30%の食事を摂ります。

見ているだけで癒される可愛い生き物のまとめ

ラッコが見られる水族館

【八景島シーパラダイス】

神奈川県横浜市にあるこの水族館ではラッコの『ユータン』を見る事が出来ます。

海の動物たちのショーも見られて、自然環境について学ぶ事が出来る海育も人気です。

【鳥羽水族館】

三重県鳥羽市の水族館では、ラッコの『メイとロイズ』が人気です。

1200種類もの生き物が見られて、水族館の裏側を探検出来るイベントも開催されています。

【マリンピア日本海】

新潟県新潟市の水族館にはクールな人気者ラッコの『クータン』がいますよ☆

シュータイムはもちろんの事、ペンギンの体の作りの開設や、その他にも様々なイベントが行われています。

【海遊館】

大阪府大阪市にあるこの水族館には620種類30000点の海の生き物たちを見る事が出来ます。

勿論ラッコも見られますよ♪

様々なイベントが開催されているので楽しめる事間違いなしですよ!

【須磨海浜水族館】

兵庫県神戸市にある水族館では、ラッコの『明日花とラッキー』が見られますよ。

沢山の種類の生き物が展示されているので一日中楽しめます☆

ラッコについてのまとめ

今回はラッコについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

ラッコが見られる水族館は少なくなってきているので、見られるうちに水族館に見に行きましょう♪

ライターMISAKI

見ているだけで癒される可愛い生き物のまとめ