なんと、みんなの嫌われ者のゴキブリを、ペットとして飼っている人がいるんだそうです!
いやー世界は広いですね!
日本でゴキブリをペットにしている人というのはかなり少数かもしれませんが、海外ではペットとしている人も珍しくないんだとか?
ただ、日本でも1993年に岡山でゴキブリの品評会が開催されたりもしているんだそうです。
ここではペットとして意外にも飼育に向いているというゴキブリについてご紹介してみましょう。
海外で人気の、日本では珍しいゴキブリ
海外では、日本で子供たちが大好きな「カブトムシ」「クワガタ」と同じように
ゴキブリが飼われているんだそうです。そういえばカブトムシとゴキブリって似ていますよねえ。
片や子供の人気者、片やみんなの嫌われ者で、その差ってなんなんだろうとも思いますが、やはりオスの「ツノ」が違いかもしれませんねえ。
海外で人気のゴキブリを画像で見てみると、意外な事実が判明します。
海外で人気のゴキブリは、あんまり「ゴキブリ!」って感じがしないんですね。
これなら飼えるって人もいるのではないでしょうか。
たとえば「ヨロイモグラゴキブリ」は、その名の通りまるで鎧のようなごっつりしたフォルムで人気となっています。表面に光沢があるのもかっこいい感じですね。ただし、このヨロイモグラゴキブリは非常に高価で、1匹1万円以上で取引されているのでなかなか手を出しにくいでしょう。
モグラというだけあって、土の中で家族いっしょに生活しています。
インドが原産の「ドミノローチ」は、なんとてんとう虫のようなかわいいゴキブリです。
白と黒の模様で小物のブローチのようにも見えますね。しかし、「かわいいゴキブリ」なんて信じられますか?私は今までこんなゴキブリがいるなんて想像もしていませんでした!
ベトナム原産の「ブリキゴキブリ」は、美しい水色のボディが特徴で、
森などに生息していて愛好家にとっては欲しくてしょうがない個体だそうです。
たしかにきれいですよねえ。
「グリーンバナナロー千」も変り種のゴキブリです。
これは「世界一美しいゴキブリ」と呼ばれることもあるそうです。美しいエメラルドグリーンのボディで女性にも人気となっていて、大きさも2センチくらいなので気持ち悪さは全然ないですよね。
幼虫時は茶色なんですが、成虫になると美しいエメラルドグリーンになるので、
この変身ぶりが見所です。ただし成虫は飛ぶことが多いので注意が必要となります。
ゴキブリの飼育方法について
ゴキブリの飼い方は、まず30センチ以上のプラケースまたは水槽に住まわせ、寒いのに弱いので室温は25度前後、乾燥しすぎを防ぐために霧吹きを定期的にします。
底には腐葉土を使ったり、ミズゴケ・落ち葉などでもよいでしょう。餌は、もちろんなんでも食べます。たとえば残飯やポテトチップスなどのお菓子の残りや野菜、落ち葉なども食べます。
費用にかかる金額は、上記のレアなゴキブリでなければ、餌代や腐葉土などでも月1000円以下くらいでしょう。
ゴキブリはよく知られているように生命力が高く、餌もほとんどなんでもいいので手間いらずだし、このへんがペットに向いている理由ですね。
ただ、腐葉土の交換は2ヶ月に1度はやらないと、コバエとかにおいが出てくるので
忘れないようにしましょう。
見た目が悪くないゴキブリがいるなんて
ペットとして飼育に向いているゴキブリについてでした。
まさか、普通のゴキブリを飼いたいなんていう人も少ないでしょうけど、今回紹介したゴキブリなら、飼ってもいいかもと思う人もいるでしょう。
家に出てくる普通のあの嫌なゴキブリというのも、ゴキブリ全体のなかの一握りにすぎなかったのですね。ゴキブリのなかには見た目に嫌悪感がないものや家族思いのもの、動くのが遅かったりしてペットに適した種類もあるということです。
今後はペットショップに上記のようなゴキブリが並ぶこともあるかもしれませんね。