小さくて民家の近くで見かける事のできる「スズメ」

私達にも身近な小鳥ですよね。

 

家の倉庫や駐車場などでスズメの巣を見かけることもあります。

そんなスズメの巣立ちの時期はいつ頃なのでしょうか?

スズメの生態と、スズメの巣立ちの時期について詳しく調査していきたいと思います。

スズメとは?

「スズメ(雀)」とは、スズメ目スズメ科スズメ属の小鳥です。

スズメは日本中で見かけることができます。

民家や住宅地などに生息しています。

スズメの全長は14~15センチで、体重は18~27グラムになります。

翼の長さは6.7~7.4センチで、尾の長さは4.5センチぐらいです。

スズメの口ばしは黒色で、太くて短くて円すいの形をしています。

大人のスズメの体の色は、頭が赤茶色で背中が褐色や茶色です。

 

翼には白い線が入っています。

頬やお腹は白色です。

 

赤ちゃんスズメは体の色が大人より全体的に色が淡いです。

口ばしの色は淡黄色になります。

 

スズメはすごく暑いところ(インドなど)とすごく寒いところは苦手です。

スズメは地上で両足で飛び跳ねながら、素早く移動します。

 

真っ直ぐに飛びますが、急に飛ぶ方向を変えることもできます。

スズメはちゅんちゅんと可愛く鳴きます。

スズメは雑食性なので、イネ科の植物の種や虫などを食べます。

スズメが巣立つまで

スズメは春になると繁殖期になります。

その時期になるとつがいに分かれて巣作りを始めます。

 

スズメは巣を作るのに10日ぐらいかかります。

巣を作っている間に交尾をします。

巣ができたら、5日ぐらい産卵します。

 

そして12日間ぐらいかけて、生まれた卵を温めます。

それから雛がかえって、羽毛が生えそろって、巣立つのが2週間ぐらいです。

巣立ち後の10日間ぐらいは、親の近くで生活します。

スズメの巣立ちの時期はどのぐらい?

スズメのヒナが巣立つのは、生まれてから2週間です。

早く生まれた雛や餌の量などで少し変わるので、10~14日ぐらいです。

毎年3~8月頃に巣立ちます。

東京では5月の初旬ごろから雛の巣立ちが始まるそうですよ。

スズメの巣について

スズメの巣はお茶碗ぐらいの大きさです。

狭い隙間でも巣を作ることができます。

 

指1本ぐらいしか開いてない隙間にでも巣が作れます。

屋根の隙間や雨どいなどに細長い草やわらなどを運んで巣を作ります。

 

スズメは人が苦手なので、人が近づいてくるのも苦手です。

その為スズメは、人に見つかりにくいところに巣を作ります。

ですから、私達はスズメの巣はあまり見かけることがないのいです。

スズメの巣は再利用されます。

スズメは自分が作った巣をまた使います。

スズメはツバメの巣を奪って使うこともあります。

 

なかには、スズメの巣で困っている方もいるのではないかと思います。

糞などの問題もありますしね。

 

スズメの巣の駆除についてですが、スズメの巣に雛がいる場合は、スズメの巣立ちを見守ってください。

スズメが巣立った後に、巣を駆除しましょう。

 

スズメは一度巣を作ったところに戻ってきて、また巣を作るので、スズメの巣を取り除いた後は、屋根などの小さな穴を埋めたり、雨どいに網を張ったりすると良いですよ。

自分では届かないところの巣を駆除する場合は、危険ですので業者さんなどに頼みましょう。

スズメの巣立ちの時期についてのまとめ

スズメの生態と、スズメの巣立ちの時期について詳しく調べてきましたが、いかがでしたでしょうか?

スズメは人が苦手なのに、人間のいるところを好んで暮らしています。

 

スズメの巣立ちの時期は、生まれてから2週間です。

毎年3~8月ぐらいに巣立ちます。

東京では5月初旬ぐらいからスズメの雛の巣立ちが始まるそうですよ。

(ライター 雲呑)