シクラメンという言葉を聞いたことはありますでしょうか。
シクラメンは花のことでかわいらしい花の姿から室内用の花として人気があります。
なぜシクラメンは人気があるのか、シクラメンの特徴についてご紹介していきます。
また、シクラメンには別名があります。
シクラメンの別名を聞くとなんで?とびっくりされる方も多いでしょう。
シクラメンの特徴と合わせてシクラメンの気になる別名についてもご紹介していきます。
シクラメンってどんな花?
室内用の花として人気のシクラメン。
シクラメンを知らない人にとってシクラメンはどんな花なのだろう?なぜ人気なのだろう?と疑問に思うことが多いですよね。
シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草です。
元々地中海沿岸、ギリシャからチュニジアにかけて原種が自生しており、地中海地方が原産の多年草です。
シクラメンは双子葉植物として分類されていますが実際には土から芽を出す時1枚しか出てきません。
花の少ない冬の時期にたくさんの花を咲かせ、長い間咲かせてくれるため冬に室内用の花として人気があります。
高温多湿に弱く、寒さに弱い品種もありますが、適温であれば通年花を見ることができます。
シクラメンは花色が豊富で赤からピンク、定番の白、黄色や紫などバリエーションがあります。
何といっても一番魅力的なのが花だけではなく葉も種類が豊富ということです。
種類が豊富というだけではなく、葉はよく見るとハートの形をしているのです。
形は丸い形のもの、少し角ばったものなど品種により異なります。
ハートのような葉には白斑がありシクラメンは多くの花の形や色、花の種類があるのです。
品種によって八重咲きやロココ咲き、香りを持つものなどがあります。
年々新品種が発表されるくらいシクラメンは魅力的な花です。
シクラメンは鉢植えだけではなく屋外で育てることのできる小型の品種もあります。
室内向けのシクラメンは株自体が大きく葉も花も大振りのものが多いです。
屋外で育てることのできるシクラメンはガーデンシクラメン(ミニシクラメン)と呼ばれ寒さに強い性質を持ちます。
ガーデンシクラメンは寄せ植えで楽しむことができたりとガーデニング愛好家に人気があります。
寒さに強い品種、ガーデンシクラメンですがシクラメンの育て方には注意しなければいけないことがあります。
シクラメンをキレイに咲かせるためには夜は10℃前後、日中は20℃前後の場所に置きましょう。
シクラメンの由来・別名
冬の花として代表的なシクラメン。
シクラメンの由来はどこからきているのでしょうか。
シクラメンの由来、それは花茎が丸まった状態で出てくることと球根が球形であることが関係しています。
円形という意味を持つギリシャ語、kiklosが由来しています。
シクラメンは元々日本にはなく近代に入って明治時代に伝わってきたのです。
シクラメンには別名があります。
その別名もなんで?と思ってしまうような別名です。
どんな別名なのかと言うと、日本では豚のまんじゅうという別名があるのです。
日本にシクラメンが伝わった時、ブタノマンジュウという和名がついていました。
シクラメンは英語でSow creadと言い、これは豚のまんじゅうという意味です。
ヨーロッパやシクラメンの原産地ともなるトルコやイスラエルで豚がシクラメンの根を食べたことから豚のパンや豚のまんじゅうと呼ばれるようになりました。
他にも燃えるような花の形やかがりびのような形をしていることからかがりびはとも呼ばれています。
シクラメンの花言葉
12月はポインセチアと並んで人気のあるシクラメン。
シクラメンには色により花言葉があります。
シクラメンの花言葉には気おくれ、内気、はにかみなどがあります。
これはシクラメンの下向きに咲く姿からきています。
赤は嫉妬、白は清純、ピンクは憧れなどです。
シクラメンの別名まとめ
いかがでしたか?
かわいいらしい花が魅力的で人気のあるシクラメン。
変わった別名もありシクラメンはとても魅力的な花と言えるしょう。
yupi☆