ベコニアという言葉を聞いたことはありますでしょうか。
ベコニアとは花のことです。
花にも色々な種類の花がありますが、ベコニアはあまり知られていない花になります。
ベコニアとはどのような花なのか気になるものですよね。
ベコニアとはどのような花を咲かせるのか、ベコニアの特徴についてご紹介していきます。
ベコニアとはどんな花?
ベコニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(別名ベコニア属)に属します。
オーストラリアを除く世界中の亜熱帯地域に自生する植物で2000を超える原種と10000種を超える園芸品種があります。
ベコニアは春~夏の間に花を咲かせます。
その姿は優しい雰囲気を漂わせると言われています。
ベコニアは多年草で開花時期が長いと言われ、あまり知られていないがガーデニング愛好家には有名な花です。
なぜならベコニアは古くから多くの園芸品種が作られ、花色も豊富で葉の模様や形まで様々なバリエーションがあるのです。
そのため開花時期も品種によって異なります。
開花時期、色、葉の模様や形など品種によって違うとなるとベコニアにはどのような品種があるのか気になるものですよね。
ベコニアの品種
ベコニアにはタイプがあります。
地下に球根や根茎を作らずにまっすぐ立ち上がる木立性ベコニア。
地を這うようにして根茎が成長する根茎性ベコニア。
このベコニアは美しい葉を楽しむ品種が多いのが特徴です。
地中に根を張らずに球根を作るタイプであるのが球根性ベコニアです。
このようにベコニアには3つのタイプがあります。
華やかなタイプから柄のおもしろいタイプまで様々です。
ベコニアの品種で人気があるのは四季咲きベコニアといってベコニア・センパフローレンスです。
この四季咲きベコニアは名前の通り1年中咲く花で日本では多く出回っているベコニアになります。
気温差に強く育てやすいため人気があります。
球根性ベコニアを交配して作られた品種が冬咲きベコニアといって別名クリスマスベコニアと呼ばれています。
葉っぱが特徴的で様々な葉の品種があるのがレックスベコニアです。
エラチオールベコニアといって真夏を除く9~6月に花を咲かせる品種もあります。
このように色々な品種がありますが、薄い紅色の小さな花を咲かせるセンパフローレンスは古くから観葉植物として親しまれてきました。
ベコニア・センパフローレンスはブラジルで発見されたブラジル原産です。
ベコニアの由来・花言葉
多種多様な性質があるベコニアですが、ベコニアの由来って気になるものですよね。
ベコニアの由来、それはフランス人のミシエル・ベゴン(Michel Begon)の名前から来ています。
ベゴンはフランス領アンティル諸島の総督で植物学者を推薦していました。
当時のフランス国王、ルイ14世に紹介した植物学者はシャルル・プリュミエです。
これによりベコニア属という分類の花が出来たのです。
ベコニアの学名はセンパフローレンスで絶え間なく花が咲くという意味になります。
このように植物採集者として推薦したベゴンにベコニアを紹介したシャルル・プリュミエがベゴンの名前をとってつけたことにより始まりました。
ベコニアには花言葉があるためプレゼントとして選ばれることがあります。
ベコニアは英語でbeware(注意する・用心する)という意味を持ちます。
色によっても異なり赤は公平、白は親切などです。
ベコニアはハートの形に似ているため愛の告白、幸せな日々、片思いなど好意を寄せる相手に贈る花言葉もあります。
ベコニアは長い間花を咲かせますが高温多湿に弱く寒いのが苦手です。
株が傷んで枯れてしまうことが多いため湿度を15度以上保ち冬を越しましょう。
ベコニアはどんな花であるのかのまとめ
いかがでしたか?
あまり知られていないベコニアですがハートの形に似ているという特徴もあり品種によっては葉の形や色も様々なのでとてもかわいい花です。
素敵な花言葉もありますのでプレゼントに選ぶのもおすすめですね。
yupi☆