皆さんはハナサフランという植物をご存知でしょうか?
名前だけ聞くとピンッと来ないかも知れませんが、実物を見たら知ってる方も多いと思います!
香りづけや色付けとして使われるハナサフランですが、生態はどういったものなのでしょうか?
今回はそんなハナサフランについて詳しく紹介していきたいと思います!
サフランの名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について
まず名前の由来からですが、ハナサフランは学名で「Crocus」と呼ばれています。
これはギリシア語で「Krokos(糸)」が語源になっているようです。
何故、糸が語源になっているかと言うて花びらが長い線状になっているからだと言われています。
ちなみにハナサフランと言う名前はアラビア語の「Zaftan」が語源になっています。
花言葉は「陽気」「喜び」「歓喜」「節度の美」というメッセージが込められています。
ハナサフランは漢方薬としても使われていて、それが良く効くらしくこの様に明るいメッセージが付けられています。
ハナサフランを部屋に飾っておくと運気が上がるなども言われていますよ!
開花時期は10月~11月で、耐寒性があるので特に手間を加えなくても冬越しできます。
さて、ハナサフランの栽培方法を簡単に説明しておきますね!
①ハナサフランの植え付けは8月~9月がオススメです!
②鉢と土を用意します。土は市販のものを使っても大丈夫ですが
自分で作る場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で割ったものを使いましょう。
③球根を植え付ける際は深く土に潜らせるように植えましょう。
植える時に球根を浅く植え付けてしまったら花付きが悪くなるようです。
④ハナサフランは湿気などを嫌う性質を持っているので、土がパサパサに乾いていたら与えてあげて下さい。土が湿っている程度ならあげなくても良いです。
ざっと書きましたが、ハナサフランの栽培方法はこんな感じです!
あとは日当たり風通しの良い場所で育ててあげると良いでしょう。
ハナサフランの花~生態・雑学~
ハナサフランの生態は、アヤメ科サフラン属の多年草または一年草です。
原産地は地中海東部沿岸・インド・イランなどで、日本には江戸時代に運び込まれ漢方薬などに使われていました。
活発的に栽培されるようになったのは明治からだそうです。
草丈は10㎝~15㎝まで伸び、茎は筒状で細長い葉を付けるのが特徴です。
茎の先端には、6枚の花びらをつけた花が咲きます。
カラーバリエーションは豊富で、紫・黄・白・赤・藤色・クリームなどがあります。
種類は春先と秋先の二種類があります。
春咲き
- クリーサントゥス
- フラーブス
- シーべり
- ベールヌス
秋咲き
- サフラン
- スペキオスス
- メディウス
花色によって花言葉や誕生花も変わって来るので、興味がある方は図鑑などを見て調べてみて下さいね!
ちなみにハナサフランを使った「サフランティー」と言う飲み物があるのですが
このサフランティーには、冷え性改善・月経/女性ホルモンの改善・美肌効果・ダイエット効果など体に良い効果を発揮してくれることで人気なんだそうですよ!
もしかしたら好き嫌い分かれる味かも知れませんが、是非このサフランティーも試してみて下さいね。
ハナサフランについてのまとめ
今回はハナサフランについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
観賞用に楽しむだけでなく、健康な体作りにも使えるなんて驚きですよね!
栽培も気軽に始められる程簡単なので、自分でハナサフランを栽培してサフランティーを楽しんでみてはいかかですか?
余談ですが…一部の国ではサフランをスパイスとして使っている所もあるそうですよ。
ライターMISAKI