皆さんは梅の生態や開花時期についてご存知でしょうか?
奈良時代には花見の名物と言えば、梅だったそうですよ!
観葉植物、食用、お酒、薬など様々なシーンで活躍していますね。
今回はそんな梅について色々紹介していきたと思います。
梅の名前の由来・花言葉・開花時期・栽培方法について
まず名前の由来ですが二説あって、中国語の「梅(メイ)」から呼び名が変わってウメになった説と、梅の美しさから「愛目(ウメ)」になった説など色々あります。
そもそも日本に梅がやってきたのは、中国で薬用として使われていた「鳥梅(うばい)」が日本に渡って来たことから広まったみたいです。
花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」などのメッセージが込められています。
良い花言葉が込められているので、生け花としてお部屋に飾ってもいいかもしれませんね。
ちなみに西洋では「Keep your promise(約束を守る)」「Fidelity(忠実)」「Beauty and longevity(美と長寿)」など縁起の良いメッセージも込められています。
誕生花は01/03・01/11・02/01・02/07・10/24です。
開花時期は1月~3月頃までです。
少しだけ簡単にまとめた栽培方法も紹介しておきますね。
①種まきは7月~8月がオススメです!
梅の熟した実から種を取り出して種まきをします。
②市販で売っている土(赤玉土がオススメです)と普通サイズの鉢の底に石を敷き詰めて土に肥料を混ぜ合わせたものを入れます。
③間隔は5㎝程開けて、15㎝くらい土を被せてあげます。
④芽が出てきて苗が育ったら一回り大きいサイズの鉢か庭に植え替えます。
⑤植え替え時には赤玉土6腐葉土4で割った土を使い、水やりは表面がパサパサニ乾いて来たら与ええてあげて下さい。
まだ湿っている状態でどんどん水をあげてしまうと、枯れたり根が腐る原因になるので注意しましょう。
⑥肥料は花が咲いた後に緩効性化成肥料を与えてあげて下さい。
ざっと書きましたが初心者さんは最初は手こずるかも知れませんね…。
でも育てているうちに容量が分かって来るので、もし栽培にチャレンジしようと思っている方は楽しんで育ててあげて下さいね!
梅の生態
梅の生態は、バラ科サクラ属の一年草です。
原産地は中国で、日本では江戸時代に梅が広がり、今では世界中に400種類以上の梅が存在しています。
草丈は3m~5mで、幹がゴツゴツしているのが特徴です。
耐寒性・耐暑性があり、ほのかに梅の甘い香りがします。
梅は「うどんこ病」と言う病気に掛かりやすく、この病気にかかってしまうと葉に白いうどん粉をまぶしたように真っ白になってしまいます。
そしてアブラムシやオビカレハの幼虫やコスカシバなどの害虫にも寄生されやすいです。
さて梅の絶景スポットを皆さんに少し紹介してから終わりたいと思います。
東京都/高尾梅郷
ここでは1万本の梅の木があって見渡す限り梅の花で埋め尽くされています。
2月下旬~3月下旬が見所です。
梅を楽しむだけでなく他にもイベント事などが開催されていて、この季節になると人で賑わうスポットです。
埼玉県/越生梅林
越生梅林では樹齢650年の古木が見れたり、1000本の梅の木を鑑賞する事が出来ます
大人気のミニSLなんかもあるそうです!
家族連れや、友人同士で訪れると楽しめると思いますよ。
梅についてのまとめ
今回は梅について紹介しましたが如何でしたでしょうか?良く知る事が出来ましたか?
何気なく咲いている梅ですが、よくよく観察すると面白い生態が隠れていたり
また新たにその美しさを実感できるので、皆さんも是非観察してみて下さいね。
ライターMISAKI