切り花やガーデニングに人気の「ガーベラ」。

花屋さんや園芸店では定番の花ですよね。

カラーバリエーションも豊富で、切り花を買う時はいつもどの色にしようか迷ってしまいます…。

今回はそんな豊富なカラーの中から、オレンジのガーベラに焦点を当ててまとめていきたいと思います。

ガーベラ全体の生態や、オレンジ色の花を咲かせる品種などを紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

ガーベラの生態

ガーベラは温帯、または熱帯アジアやアフリカなどに分布している花で、野生では40もの種類が存在します。

園芸用の品種はなんと2000種以上!

私たちが花屋さんなんかで見かけるのは、ほんの一部でしかないということですね。

色鮮やかで適度な大きさがあり、花もちも良いことから、花束・フラワーアレンジメント・ガーデニングと様々な用途で用いられます。

一輪でも束でも使えるのがガーベラの強み。

 

結婚式などではブーケ・花束・テーブル装花とふんだんに使われていることが多いので、結婚式に参列する機会がある人はぜひチェックしてみてください。

キク科の植物なので、和装や和風のアレンジにも良く使われていますよ。

ガーベラの開花時期は4月から9月頃。

 

温暖な地域では11月頃に開花するものも。

日当たりが良い場所を好み、よく日光を当てることが栽培する上で一番重要なポイントとなります。

 

しかし暑さには弱いので、夏の間(7月から8月)は直射日光を避けて風通しの良い場所に置きましょう。

雨に当たると花が傷んでしまうので、強い雨や長雨の場合は、雨が当たらない場所に避難しなければなりません。

 

また、冬の間は0℃以下になると葉が枯れて休眠に入ってしまうので、寒冷地ではベランダや室内などでの越冬をおすすめします。

以上のことから、ガーベラは地植えよりも鉢植えで育てる方が、管理が楽ですよ。

 

ただし、すぐに根詰まりを起こすので、定期的に植え替えを行ってください。

目安は年に1回、3月から4月の間か、9月あたりの花が咲いていない時期に行いましょう。

オレンジ色のガーベラ

ガーベラは赤・ピンク・オレンジ・黄色・緑など豊富なカラーバリエーションがあり、それぞれの色でさらに細かく分けられています。

そんな中から、今回はオレンジの品種をピックアップして紹介していきたいと思います。

オレンジケーキ

とても可愛い名前の品種ですね。

とても鮮やかなオレンジ色で、花弁の先端は少しだけ黄色がかっています。

オレンジペコ

黄色がかった明るいオレンジをした品種です。

芯の部分が黒いのが特徴。

エミ

程よいボリューム感と目立ちすぎないオレンジ色で、どんな花とも馴染む品種です。

ナベリノ

赤に近い濃いオレンジ色をしています。

目の覚めるような鮮やかさ。

ビビット

その名の通り、鮮やかで明るいビビットカラー。

サンシャイン

八重咲で花にボリュームがあります。

花弁の先端は黄色く縁取りされているのが特徴です。

 

以上、いくつかオレンジの品種を挙げてみましたが、この他にもじつにたくさんの品種が存在します。

一言でオレンジといっても色の濃さや明るさ、花の付き方は様々。

あなたが求めているガーベラとピッタリのものが見つかるといいですね。

ガーベラについてのまとめ

オレンジのガーベラの花言葉は「冒険心」「我慢強さ」「神秘」。

オレンジ色はそれだけでも明るく元気を出させてくれる色なので、さらにこれらの花言葉を込めて、新しい門出など、応援や励ましの場面で贈るのがおすすめです。

 

結婚、卒業、子供の誕生など…おめでたい行事にはピッタリの花です。

そんな場面でもしどんな花にしようか迷ったら、オレンジ色のガーベラを選んでみてはいかがでしょう。

きっと相手にも喜んでもらえるはずです。

(ライター もんぷち)