室内向けの観葉植物として親しまれている「スパティフィラム」。

置いているだけで部屋が明るく素敵な雰囲気に変わりますね。

 

しかし、ただ置くだけではもったいない!

せっかく置くなら、「風水」も気にしてみてはいかがでしょう。

 

見た目も楽しめて運気が上がるなら一石二鳥。

今回はそんなスパティフィラムの生態ついて、そして風水的な観点からも見ていきたいと思います。

スパティフィラムの生態

スパティフィラムは、中央アメリカや南アメリカの熱帯域に分布している、サトイモ科の植物です。

主に湿地に自生しており、東南アジアの一部でも見ることができます。

真っ白な仏炎苞と深緑色の葉のコントラストが美しく、とても特徴的。

スパティフィラムの花言葉である「上品な淑女」「清らかな心」という言葉がぴったりですね。

 

(仏炎苞と言うのは、一見花のように見える白い部分の事です。実は中心にある穂のような部分がスパティフィラムの花なんですよ。)

草丈は30㎝~80㎝。

 

開花時期は5~10月頃です。

熱帯域の花なだけあって暑さには強いですが、直射日光には弱い性質があるので注意が必要。

 

直射日光が当たりすぎると、葉が日焼けして汚くなってしまうのです。

かといって、全く日の当たらない日陰では花が咲きにくいという…日光に関しては、ちょっとデリケートな植物なのです。

最適なのは直射日光の当たらない半日陰。

 

屋内ならば、レースカーテン越しに日光が当たる場所が最適ですね。

季節によって日光の当たり方も違うかと思いますので、庭植えよりも移動しやすい鉢植えがおすすめですよ。

 

また、寒さにはとても弱いので、冬は室内で育ててください。

夏の間はスパティフィラムを庭植えにしていた場合でも、掘り上げて室内に移動してあげましょう。

 

8度以上の温度を保てる環境が理想的です。

元々湿地に自生している植物ですから、水はたっぷりと必要です。

 

特に生育期の5~9月の間は、土の表面が乾きかけだなというタイミングで、たっぷりと水をやりましょう。

霧吹きなどで水をかけ、湿潤な空気を作ってあげるのもいいですね。

冬の間は土の表面が乾いたタイミングで水をやり、夏の間よりは少し乾燥気味に育てます。

風水におけるスパティフィラムの意味

せっかく観葉植物としてスパティフィラムを置くなら、風水的にも最適な場所に置きたいですよね。

そもそもスパティフィラムは、葉が上向きであることから「陽の気」を持つ植物だと言われています。

陽の気とは、気持ちを明るくする、運気を上げる、悪い気を追い払うといった効果を持つ「気」のことです。

置くのに最適な方角は「西」「北西」「北」。

また、スパティフィラムには電磁波を和らげる働きがあるとも言われています。

 

ですので、テレビやパソコンなどの近くに置くのも良いでしょう。

そして観葉植物全体に言えることですが、気の停滞しやすい部屋の角に植物を置くことで、うまく気が流れるようになるとも言います。

 

それらを踏まえて、最適な場所を探してみてください。

ただし…風水の事ばかり考えて、スパティフィラムの好む環境を忘れてしまっては本末転倒。

 

枯れた植物というのは風水的にも良くありませんから、日当たりや温度にも注意しながら、置き場所を決めてください。

「西の方角で窓に近い部屋の角で、横にテレビやパソコンがある」なんて場所があれば最適ですね!

スパティフィラムについてのまとめ

観葉植物としてその美しい姿で私たちを癒してくれ、さらに風水的にも良い効果のあるスパティフィラム。

なんという一石二鳥な植物なのでしょう。

 

スパティフィラムは初心者でも比較的育てやすい植物ですので、もし興味がある人は育ててみてはどうですか?

最近ちょっと運がない、悪い気が溜まっている気がする…と言う人にもおすすめですよ。

(ライター もんぷち)