「ハイビスカス」といえば・・・南国ハワイ!を思い浮かべませんか?
明るくて元気いっぱいのイメージがある「ハイビスカス」ですが、実は、マレーシアの国花なんですよ。
そんなハイビスカスが咲く季節はいつ頃なのでしょうか?
調査してみました。
ハイビスカスとは?
「ハイビスカス(Hibiscus)」は、アオイ科のフヨウ属に属していて、ムクゲなどと同じ仲間です。
世界中の熱帯、温帯地域に約200種ほどあります。
ハイビスカスの原産はハワイやマスカレン諸島です。
日本では沖縄県でよく見かけることができますね。
現在、ハイビスカスは観賞用や食用などの目的で世界各国で栽培されています。
ハイビスカスといえば真っ赤な赤色を思い浮かべると思いますが、実はハイビスカスは色々なカラーがあるんですよ。
真っ赤な赤色はハワイアン系と言われる部類で、その他に黄色に白にピンクなど様々あります。
さらに、花の咲き方や形も円形や2段咲き八重咲きなどがあります。
ハイビスカスの効能
ハイビスカスはヨーロッパで古くから美容と健康に良いとされていました。
中国でもハイビスカスは昔から漢方薬として、眼精疲労などの薬として使われています。
ハイビスカスには、ビタミンCやポリフェノール、鉄やカルシウム、マグネシウムなどの栄養成分があります。
むくみや美肌、ダイエットなどに効果があり、運動した後の疲労回復などにも良いそうです。
一般的に知られている「ハイビスカスティー」は、実はローゼルと呼ばれるハイビスカスの仲間が原料なのです。
ですので、実際のハイビスカスが使われているのではありません。
クレオパトラが美を保つ為にハイビスカスティーを飲んでいたと言われています。
マレーシアの国花であるハイビスカス
ハイビスカスがマレーシアの国花であることを知っていましたか?
マレーシアではハイビスカスの花びら1枚1枚に思いが込められています。
1枚目、神への信仰。
2枚目、国家or国王への忠誠。
3枚目、憲法の遵守。
4枚目、法による統治。
5枚目、良識ある行動と徳性。
そしてハイビスカスの花の色、赤は勇気を現しています。
ハイビスカスの花言葉
ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」です。
そのなかでも赤いハイビスカスは「勇敢」、白いハイビスカスは「艶美」という意味があります。
そして、ハイビスカスの名前の由来は「女神の様な花」という意味です。
ハイビスカスの季節
ハイビスカスの花が最も咲く季節は、初夏~初秋頃です。
ハイビスカスは、花が咲いたらその日にしぼんでしまいます。
ハイビスカスの花の寿命はとても短いのです!
ハイビスカスは真夏の暑さにもドンっと耐えられるようなイメージがありますが、実は30度を超す日本の真夏は苦手です。
高温多湿は嫌いなので、この時期は花の数が少なくなってしまいます。
沖縄県でハイビスカスがたくさん咲いているのは、沖縄県の気候がハイビスカスにとって過ごしやすい亜熱帯気候なのだからです。
ですので、ハイビスカスは季節ごとに環境を整えてあげると、年中花を咲かせてくれます。
ハイビスカスを育てるポイントは、咲き終わったハイビスカスの花はすぐに摘み取ってあげましょう。
特に、ハイビスカスの育つ5~10月は毎日摘み取りをした方が好ましいです。
摘み取りをきちんと行うと、翌年も元気な花を咲かせてくれますよ。
ハイビスカスについてのまとめ
ハイビスカスにはたくさんのカラーや形があって、珍しいものもたくさんあります。
どれも南国の雰囲気がたくさん感じられてとっても上品です。
ハイビスカスの季節はイメージ通り「夏」でしたが、ハイビスカスの好む環境であれば年中花を咲かせることができます。
あなたもハイビスカスから元気をもらって、パワーUPしませんか?
(ライター 雲呑)