アメリカバイソンはウシに似てるなーっと思ったことはありませんか?

その通り、アメリカバイソンはウシなんです。

 

北アメリカの草原に住む”ヘイゲンバイソン”と雑木林に住む”シンリンバイソン”の2種類がいますがどちらも「アメリカバイソン」と呼ばれています。

スポンサーリンク

別名「アメリカヤギュウ」とも言われることもあります。

とても似ているバッファローは水牛なので、誤ってバッファローと呼ぶのはやめてくださいね(笑)

アメリカバイソンの形態

体長はオスが2.7~3.8m程で、メスが1.8~3m程です。

しっぽの長さはオスが30~90cm程で、メスが30~50cm程です。

体重はオスが800~1000㎏で、メスが約500㎏です。

アメリカバイソンはどっしりとした重量感のある体格をしています。

 

メスよりオスのほうが大きい体格で、体重が1700㎏以上のオスのアメリカバイソンもいるそうです。

肩が盛り上がっているのが特徴で、体の色は茶色です。

 

頭、肩、前足に黒色の体毛があります。

アメリカバイソンの毛には耐寒性があるので、冬場の寒さにも耐えられます。

 

曲がった角を持っていて、長さは約50cmになります。

アメリカバイソンは聴覚と嗅覚にとても優れています。

アメリカバイソンの生態

アメリカバイソンは通常草地や森林で生活をしているのですが、斜面が急でなければ標高2400mの場所や山地などでも生活します。

季節が変わるたび、移動しながら生活しています。

 

アメリカバイソンは寒さにも対応できるので、冬場は雪を頭や足で掻き分けたりもします。

アメリカバイソンは重たい体なんか関係なく、とても速く走る事ができて、跳ぶことも出来ます。

時速60km以上の速さで走り抜け、2m程の高さであれば飛ぶ事もできるんですよ。

 

アメリカバイソンは一日のうち朝夕に食事をします。

スポンサーリンク

草や葉っぱ、木の芽や枝などを食べます。

 

アメリカバイソンは20~30頭の群れで生活します。

オスとメスは別々の群れで、オスはオス同士で群れを作り、メスは子どもたちと一緒に群れを作ります。

 

オス同士の群れで喧嘩になると、突進して角で突き合ったり、糞尿の臭いで威嚇したりします。

アメリカバイソンの子どもたちはオオカミの群れに襲われることがあったり、ピューマやヒグマなどに襲われ、食べられることもあります。

 

アメリカバイソンの寿命は野生では10~15年程度です。

飼育下では25年程ですが、飼育下で40年も長生きしたアメリカバイソンもいます。

アメリカバイソンと人間の関係

昔、ネイティブ・アメリカンはアメリカバイソンを捕獲し、食用としていました。

余った毛皮は洋服や靴、バッグなどに使い、骨は矢として使われていました。

 

17世紀になるとアメリカバイソンが畑を荒らしたりするので、害獣として駆除されるようになりました。

18世紀にはアメリカバイソンの皮を狙って捕獲されたり、アメリカバイソンを狩猟することが娯楽とされたりしていました。

 

また、アメリカ政府の目論みで故意にアメリカバイソンを殺したりしたことで、アメリカバイソンの数が急激に減りました。

19世紀の初めにはアメリカバイソンが数千万頭生息していましたのですが、600頭未満にまで生息数が減りました。

1905年にアメリカバイソンを復活させるために「アメリカバイソン協会」が作られました。

 

今では野生のアメリカバイソンが3万頭程保護区で生息しています。

ですが、現在アメリカバイソンは、準絶滅危惧種と指定されています。

 

ブルセラ症という感染症にかかっているかもしれないから・・・というあいまいな理由で毎年殺処分されているそうです。

アメリカの多くの動物保護団体や一般の市民は反対していて、政府に訴えているそうなのですが・・・。

私は動物園でしかアメリカバイソンを見たとはありませんが、野生のアメリカバイソンにこんな事が起こっているなど知りもしませんでした。

野生のアメリカバイソンが平和に暮らせる日が来ることを心から願っています。

(ライター 雲呑)

スポンサーリンク