昆虫界のキングと言えば、「カブトムシ」ですよね。

大きな体に大きな角、男の子たちの憧れです。

 

どれだけ大きなカブトムシを捕まえられるか、友達と競ったのを思い出します。

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でもそう言えば、クワガタにはいろいろな種類がいるのを知っているけれど、カブトムシってどれもこれも同じに見えませんか?

 

日本にいるのはもしかして一種類だけなのか、それとも何種類かいるのか。

知っているようで意外と知らないことだらけですよね。

というわけで、今回はカブトムシについて詳しく見ていきたいと思います。

日本に生息するカブトムシの種類

日本国内に生息するカブトムシは4種類います。(※亜種は含めずに)

それぞれの特徴について見ていきましょう。

ヤマトカブトムシ

みなさんが思い浮かべる「カブトムシ」はほぼ100%このヤマトカブトムシです。

先が二股になった大きく立派な角を持ち、体長は角を含めると最大で80mm以上にもなります。

大きく育てるコツは、幼虫時にたくさんの栄養を与えることだとか。

現在の最大記録は88mmです。

■ 夏の風物詩 カブトムシの飼い方 飼育方法

コカブトムシ

実はコカブトムシも日本全国に生息している種類。

ではなぜあまり知られていないのかというと、個体数が少なく、また生息密度も少ないことからとても見つけにくいのです。

 

実は絶滅危惧種にもなっているんですよ。

体長は約25mmと小さく、黒っぽい色をしており、ぱっと見はカブトムシのトレードマークである角がないように見えます。

 

しかしオスには短いながらもちゃんと角があります。

他の種類とは違い、食料は樹液ではなくて虫の死骸や幼虫を食べる「肉食」なのも大きな特徴です。

■ カブトムシらしくないカブトムシ、コカブトムシ見参!!

サイカブト(タイワンカブト)

タイワンカブトは沖縄県や南西諸島を中心に生息していますが、日本の固有種ではありません。

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その名の通り、台湾からの荷物に紛れて上陸し、その後自然繁殖して定着したそうです。

 

最近では南九州にも上陸しているのではないかという情報もあり、今後生息域が広がる可能性があります。

体長は40mm~45mmほどで、長くはないですがオスにはちゃんと小さな角がついています。

クロマルコガネ

あれ、カブトじゃなくてコガネ?

そうなんです。

 

角もないし名前もカブトじゃないですが、一応クロマルコガネも分類上はカブトムシの仲間なのです。

日本ではトカラ列島の宝島でのみ生息の記録があります。

 

通常ではまず目にすることは無い種類ですね。

大きさは12mm~17mmと、非常に小さいのが特徴です。

日本と海外のカブトムシの違い

日本ではたったこれだけの種類しかいないのですが、世界的に見れば実に1000種類以上のカブトムシがいるのです。

海外産のカブトムシと言えば、「アトラス」「コーカサス」「ヘラクレス」などが有名ですね。

 

これらの種類に比べると日本のカブトムシは温和な性格をしている傾向にあります。

オス同士が角を使って戦い、相手を投げ飛ばすのは有名ですが、日本のカブトムシは決着がつくとそれ以上は攻撃や追跡をしません。

 

それに対してコーサカスやヘラクレスはとても好戦的な性格をしている個体が多く、他の昆虫や交尾を拒んだメスを殺してしまったりもします。

やはり日本のカブトムシは日本人と同じように平和主義のようですね。

 

ただし狭いケースの中で飼育していると、意図せず戦いの中で死んでしまうこともあるようです…。

複数のオスを同時に飼育する際には、広めのケースを用意してあげましょう。

まとめ

意外と日本にも4種類ものカブトムシがいることがわかりましたね。

もしかしたら今まで見かけていても、カブトムシだと認識していなかっただけって場合もあるかもしれません。

もし今後他の種類を見かけることがあったら、よく観察してみたいと思います。

(ライター名 もんぷち)

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