キャベツの葉には多くの害虫がつきます。

むしゃむしゃと緑色の葉を食べている虫たちの気持ちはよくわかる・・・・!?

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そんなキャベツに付く害虫についてまとめてみました。

アオムシ

アオムシはモンシロチョウの幼虫でキャベツの代表的な害虫で、放っておくと葉の大部分を食べられてしまいます。

若齢幼虫は葉裏から加害しますが、成熟するに従い葉表から加害します。

 

成熟幼虫は緑色で非常に短い黄白色の毛で覆われていて、虫糞は緑色で大きく、葉の上や葉柄に溜まります。

アオムシの発生適温は15~25℃で、高温で風の少ない日は成虫の活動が活発で産卵量も多くなりますが、早春が高温であると発生が早くなります。

コナガ

コナガはキャベツによく発生する害虫で野菜害虫の中で防除の困難な重要害虫とされている厄介な害虫です。

孵化直後の幼虫は葉肉内に潜入して1齢期を過ごします。2齢期以降は脱出して葉裏に寄生し、表皮を残して食害するので、食痕は不規則な白斑状になります。

 

幼虫に触れると葉上で跳ねて成虫は背面にダイヤ型の模様があるのが特徴です。

発生適温は15~25℃で極端で高温では発生が抑えられ、やや乾燥条件では発生量が多くなります。また、周辺にアブラナ科の野菜が周年で栽培されているなどの条件でも発生が増えます。

ヨトウムシ

ヨトウムシは夜行性で、夜の間に葉を食害し、葉を食べつくす可能性がある虫の総称です。

若齢幼虫は緑色をしていて、日中も葉の上にいますが3齢幼虫になると体色は灰褐色になり、日中はキャベツ株内や土の中に潜み、夜間に加害するのが特徴です。

 

若齢幼虫は集団食害し、成熟幼虫は食害量が大きなり、葉脈だけを残して丸裸になる場合もあります。

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孵化した初期から若齢幼虫期に降水量が少ないと幼虫の発生、加害が多くなる傾向があります。また、適度の降雨によって幼虫の生存率が高まるとも言われています。

ハスモンヨトウ

ハスモンヨトウの幼虫は褐色~黒色で頭部のやや後方に一対の黒紋があるのが特徴です。

幼虫は葉に穴を開けて結球しているキャベツの内部に入り、加害します。

 

若齢幼虫は集団で加害しますが、3齢幼虫から葉分散します。

休眠しないので加温ハウス内では冬季も発育と活動を続ける厄介な害虫です。

暖冬で径かしたと死や春から降雨量が少なかったり、梅雨の年に多発すると言われています。

タマナギンウワバ

幼虫は外葉の裏に寄生し、食害して不正形の穴を開けます。

また、若齢幼虫はシャクトリムシ状に歩き、ヨトウムシのように集団で加害することは鳴く、多発時でも1株あたり2~3匹です。

 

他の株への移動が少ないので、被害は株ごとに点在します。

高温で少雨の年に発生が多く、暖地では春と秋、寒冷地や高冷地では夏の発生が多いと言われています。

アブラムシ

アブラムシ類は葉や茎に群衆し、植物の汁を吸ってウイルスを媒介します。

 

主な種類はダイコンアブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、モモアカアブラムシで、ダイコンアブラムシは主に中位葉に集団となって寄生して、体全体が白い粉状分泌物で厚く覆われています。吸汁することによって葉を黄変させたり、萎縮させたりします。

 

高温、乾燥の天候が続くときに特に発生しやすくなります。

これらのキャベツに付く害虫には全て薬剤が市販されていて、駆除はそれほど難しくありません。

しかし、薬剤を使わずに駆除したいという方は、若齢幼虫のうちに一匹ずつ摘まんで潰すという原始的な方法で駆除することをおすすめします。

 

ヨトウムシのような夜行性の害虫の場合は夜間に懐中電灯で照らしながら駆除します。

また防除として、防虫ネットなどでの栽培もおすすめです。

(ライター ナオ)

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