植物に被害をもたらす虫はたくさんいますが、今回紹介するのは「ハバチ」です。

葉蜂の幼虫は青虫やイモムシなどと並んで被害が大きく、農家や家庭菜園、ガーデニングの天敵。

 

駆除しなければ、植物が丸裸にされてしまう可能性もあるほどです。

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そこで今回は、ハバチの害や駆除方法などについてまとめていきたいと思います。

ハバチの生態

ハバチは蜂の仲間で、たくさんの種類が存在します。

なんと日本国内だけで600種以上。

蜂といえば、巣を作って花の蜜や他の昆虫などを餌に幼虫を育てるというイメージがありますが…ハバチは「葉蜂」という名の通り、幼虫は植物の葉を食べて成長します。

その姿はまるで蝶や蛾の幼虫、青虫やイモムシと似ており、知らない人が見ると蜂の幼虫であることはわからないでしょう。

 

「蜂の子」は珍味としても有名ですが、ハバチの幼虫は全く食べようという気が起こらないと思います。

(普通の蜂の子でも、食指を動かされる人は少ないでしょうが…。)

 

蜂は大きく分けて「細腰亜目」と「広腰亜目」に分類されます。

これは読んで字の如く、腰にくびれが有るものと無いものという意味ですね。

 

スズメバチやミツバチなどは細腰亜目であり、よく思い出すと確かに腰にくびれがありますよね。

ハバチは胸部と腹部がつながった、寸胴体型をしています。

 

これはより原始的な蜂であることの特徴なんだそうですよ。

ハバチの成虫は春から秋にかけて、植物に卵を産み付けます。

 

そこから孵化した幼虫は、植物を食べて成長。

十分に成長した幼虫は土の中で蛹となり、種類によって年に1~3回ほどの頻度で発生。

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つまり基本的には冬以外ずっとハバチの脅威があるわけですね。

幼虫は見た目が気持ち悪いので、それだけでも十分「不快害虫」となるのですが…それよりも植物への被害は脅威です。

具体的な害は、次で紹介していきますね。

ハバチの害と駆除

ハバチの幼虫は、植物を餌として育ちます。

食欲は旺盛で特に若葉を好み、短期間であっという間に葉を食べつくしてしまうので要注意。

 

また、葉だけではなく時には蕾や花までも食べてしまうという貪欲さ。

中には幹の中に入り込んで食害するものもいて、放っておくと植物が枯れてしまう恐れもあります。

 

よく植物を観察して、見つけ次第駆除してしまうのが一番です。

そもそも卵を産み付けられないようにするためには、薬を散布しておくのが効果的。

 

しかし無農薬にこだわりたい…という人は、ハバチの成虫が近寄らないように工夫が必要です。

ハバチの成虫はキラキラするものを嫌う性質なので、反射板やメタルテープ、CDなどをぶら下げたり張り巡らせておくと良いでしょう。

 

もしも既に卵を産み付けられた痕跡を見つけた場合は、穴や割れ目をテープでふさいで出られなくするのもおすすめ。

蜂の仲間なので、成虫に対しては「もしかして刺すのでは?」と思われるかもしれませんが、心配は無用。

 

成虫になっても毒は持たず、針は基本的に卵を産み付けるために穴を開けたりする以外には使われません。

捕まえると針を刺すようなしぐさをすることもありますが、実際に刺されることはないでしょう。

 

また、成虫になると植物を食べることはありません。

ほぼ水分だけで過ごすか、肉食で他の昆虫を餌にします。

ただ卵を産み付けられてはいけないので、見つけたら成虫と言えども退治しておくのがいいかと思います。

ハバチについてのまとめ

ハバチは人間にとっては無害ですが、植物にとってはとても恐ろしい存在です。

成虫の姿を見かけても無害だからと見過ごさず、きっちり追い払っておきましょう。

幼虫も見つけられないようなサイズではないので、見つけ次第、すぐに駆除してしまうのがベストです。

(ライター もんぷち)

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