ありふれた雑草として、誰でも一度は目にしたことのある「オオバコ」。

しかし、オオバコはただの雑草ではなく、生薬やダイエットにも利用できる優秀な植物だったのです。

 

一体、どのようにして利用されるのでしょうか。

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今回はそんなオオバコの生態や効能などについて、まとめていきたいと思います。

オオバコの生態

オオバコは朝鮮半島、中国、台湾、マレーシアなど東アジアを中心に広く分布しており、日本でも北海道から沖縄までの全土で見ることができます。

公園、道端、野原など、様々な場所で見かけますね。

踏みつけに強く、人が踏むような場所に多く発生し、逆にあまり踏まれない場所では背の高い他の草に負けてしまうそうです。

踏まれやすいという他の植物が生き辛い環境を選ぶことで、生存競争を生き延びてきたのですね。

 

まさに強くたくましい、「雑草」と言う名にふさわしい植物です。

漢字では「大葉子」と書き、これは葉が大きいことが由来。(ですが、ただの当て字という説も。)

葉は卵型で、高さ10㎝~30㎝の花柄が伸びています。

 

この花柄は子供たちの遊び道具にもなっており、二つ折りにして引っ掛けたものを互いに引っ張り合い、どちらが切れずに残るかを競う「オオバコ相撲」は、誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか。

 

このことから、別名「相撲取り草」とも呼ばれています。

私も何度もオオバコ相撲をやりましたし、暇なときには一人で2本と持ってやったりもしていました。

近頃の子供も、このような遊びを知っているのでしょうか?

 

知らないなら、ぜひ教えてあげたいですね。

オオバコの花が咲くのは4月から9月にかけて。

 

緑色の穂から白く小さな小花が咲き、風の力で花粉を飛ばします。

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種子はとても面白い性質があり、雨に濡れるとゼリー状の粘液を出し、人間や動物などの生き物にひっついて、遠くまで運ばれるのです。

雨の日にオオバコの近くを歩くと、いつの間にか種子がひっついているかもしれませんね。

オオバコの効能

オオバコの利用方法はオオバコ相撲だけではありません。

葉や種子は生薬にも用いられ、咳止め、下痢止め、利尿作用などの効果があると言われており、昔から利用されてきました。

 

しかし近年では薬としてだけではなく、優れた「ダイエット食品」として注目を集めているのです。

その名も「オオバコダイエット」。

 

なんとなく葉っぱでも食べればいいのかな?というイメージがありますが、重要なのは「種子」。

オオバコの種子に含まれている食物繊維は、水分を得ることで数十倍に膨らむのです。

 

これを食事前に摂取することで満腹感が得られ、食事の量を抑えることができるというわけなんですね。

また、腸壁を刺激するのでお通じが良くなるといったメリットもあります。

 

さらに前述したようにオオバコには利尿作用があるため、むくみを改善する効果も期待できるのです。

その他にも新陳代謝のアップ、血糖値やコレステロールを下げる効果などもあると言われているので、まさにダイエットにはうってつけの食品!

 

しかし一つ気を付けなければならないのが、日本に生えているオオバコの種子を採集して食べてダイエット、と言うわけではないことです。

ダイエットに最適なのはインドからヨーロッパにかけて分布している種類。

 

その種子を粉末状にしたものを、水や牛乳に溶かして食事前に飲む、というのがオオバコダイエットです。

ネーミングだけで判断してはいけませんよ。

オオバコについてのまとめ

雑草であるオオバコに、知らなかったいろいろな効能や利用方法があることがわかりましたね。

オオバコダイエットは、一度私もやってみたいです…。

 

ただ味はあまり美味しくないようなので、そこがネックですね。

何か美味しく摂取できるレシピを探さなくては…。

(ライター もんぷち)

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