猪突猛進という四文字熟語にもなっている「イノシシ」
まっすぐ突進していくイノシシが近年、民家に現れる事例が度々起こっていますが、実は世界でも日本でも巨大なイノシシがいるそうなんです。
とても怖いですが、巨大イノシシはどのぐらいの大きさなのか気になりませんか?
そこで今回は「巨大イノシシ」について調べてみました。
イノシシの生態
イノシシが生息しているのは林や草原で、水場が近い場所が好きです。
イノシシは体温調節をするために、泥浴や水浴を行います。
「のたうちまわる」という言葉はイノシシが泥浴をすることから産まれました。
突進力がとても強く、どんどん進んで行き、時速45kmで走ることもできます。
イノシシは大きな鼻を持っていて、犬と同じぐらい鼻が利きます。
オスは10~15cmの牙を持っていて、牙で攻撃します。
性格は神経質で警戒心の強いところがあります。
見た事がないものなどは避けて通ったりするのです。
芋・果物・タケノコ・キノコ・トウモロコシなどを食べるので、民家や畑に現れる事もあります。
イノシシの寿命は10年程だと言われています。
日本のイノシシ
日本にはニホンイノシシと沖縄に生息しているリュウキュウイノシシがいます。
一般的なサイズですが、ニホンイノシシが体長100~170cm、体重80~190kgで、リュウキュウイノシシが体長90~110cm、体重20~70kgです。
ですが、岐阜県では体重220kgの巨大な雄のイノシシを捕獲したり、滋賀県では体長約2m、体重240kgもある巨大イノシシを捕獲しています。
日本にも巨大イノシシは存在するようです。
外国のイノシシ
韓国ではウスリーイノシシにヤギが数十頭食べられる事件があり、そのウスリーイノシシは体重280kgあったそうです。
東ヨーロッパで捕獲されたオスのイノシシは270kgありました。
ロシアで捕獲されたイノシシは体重535kgもある巨大イノシシだったそうです。
日本の巨大イノシシと比べて2.5倍です。
体がとても大きいですが、その分牙もとても大きいそうです。
アメリカには「ホグジラ」と呼ばれる巨大イノシシがいるそうです。
体重はおよそ500kg前後で、体長は3m前後だそうです。
「ホグジラ(Hogzilla)」は、英語で豚を意味する「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合せてできた名前です。
ホグジラを調べてみると、実はホグジラはメスの豚とオスのイノシシから産まれた”イノブタ”なのだそうです。
外国の巨大イノシシやホグジラを捕獲した人たちがインターネット上で公開していますが、ハンティングの方法には物議を醸しているそうです。
日本にも「ホグジラ」がいる!?
日本にもイノブタは存在するのです。
食用の為にイノシシと豚を配合して飼育しています。
ですが、福島県では東日本大震災の際に養豚場から逃げ出した豚が、野生のイノシシと交配してイノブタとなって畑や民家を荒らし、問題となっています。
和歌山県ではイノブタを食べられるそうですよ。
味はとっても美味しいく絶品なのだそうです。
イノシシはバーベキューで焼肉として食べられたり、ボタン鍋やシシ鍋としても食べられていますね。
巨大イノシシだと何人前の鍋が作れるのかな~なんて思ってみたりしました。
今のところ日本で発見された巨大イノシシは200kg程で、外国のように500kgほどのサイズのイノシシは見つかっていません。
ですがイノブタは日本にも生息していて、イノシシの食欲旺盛さを持っていて、繁殖力がすごいのです。
もしかしたら日本でも野生のイノブタが巨大化してホグジラとなり、山奥で生息しているかもしれません。
まだ発見されていない巨大イノシシが山奥に潜み、食べ物をたくさん食べてどんどんどんどん成長しているかもしれません。
巨大イノシシやホグジラ・・・出会ってしまったら・・・と考えると恐怖しかありません。
(ライター 雲呑)