ヒトを食うトカゲ!そんなトカゲ存在するの?

そうなんです。世の中には人をも殺す恐ろしいトカゲが存在するんです!

コモドオオトカゲ

コモドオオトカゲは体長200~300m、体重は70kgほど、現在まで見つかっている最大のものは体長313㎝、体重は166kgあったそうです。

メスは若干オスよりも小さ目で、世界最大のトカゲと言えます。

 

インドネシア南東部の小スタンダ列島に生息していて、そのうちの3つの島に関しては国立公園として自然遺産にも登録されており、その中でコモドオオトカゲも保護されています。

 

食性は動物食でイノシシやシカ、鳥類や鳥類の卵、爬虫類や爬虫類の卵、昆虫、動物の死骸、水牛などを捕食します。

成体は幼体を共食いすることも確認されており、体重の80%のエサを食べるのだそう。

 

そのかわり、一度食べてしまえばしばらくは何も食べずに過ごすことが出来ます。

繁殖期は5~7月で、オス同士はメスをめぐって激しいバトルダンスを繰り広げます。

 

9月になるとキジの仲間のツカツクリという鳥の作った巣穴に穴を掘り、メスは一度に10~30個の卵を産み、卵は翌年4月に孵化します。

その後5~7年ほどで性成熟。

 

最近になって、コモドオオトカゲは単為生殖するということがわかり話題になりました。

単為生殖したメスから生まれた子供は全部オスだったのだとか。

 

幼体は先述しましたが、成体によって捕食されてしまうこともあるので、樹上と地上の両方で敵の存在を恐れながら生活しています。

体が大きくなるにしたがって、地上生活に移行していきます。

コモドオオトカゲの毒

コモドオオトカゲは捕食する時に、噛みついた後少し引きずるような独特の動きをします。

この動きは、のこぎりのような歯を使って相手の体に裂傷を作り、そこから毒を牙の一本についている毒管を使って流し込むという作業をしている為と言われています。

 

かつてはコモドオオトカゲの毒は口の中にある細菌や雑菌が噛まれた傷口から入る為ではないかと考えられていたそうですが、現在ではコモドオオトカゲ自体が毒を持っているということがわかっています。

 

毒を注入された動物は24時間以内に徐々に弱っていき、コモドオオトカゲは、弱っていく相手を優れた臭覚によって追跡し、最後は捕食するという方法をとるのだそうです。

噛まれた相手が失血によるショックと急激な血圧低下により死に至るのをひたすら待つというわけ。

コモドオオトカゲは人間を襲う??

コモド国立公園内では1974年以降、30件以上のコモドオオトカゲの被害が報告せれています。

うち5件が死亡事故になっているのだとか。中には子供が襲われたという痛ましい事件もあるようです。

コモドオオトカゲはどこで見られる?

コモドオオトカゲは現在日本の動物園では飼育されていません。

以前は北海道札幌にある円山動物園と、東京の上野動物園でも飼育されていたようですが、現在は返却されています。

 

近年、現地では環境破壊や生息数やエサの不足からその数は激減しているのだそうで、1981年の調査では7,213頭ほどなのだとか。

現在の個体数はもっと減っていて、絶滅危惧種に指定されています。

国立公園内では生きているルコモドオオトカゲはもちろん、既に死んでいるコモドオオトカゲも利用目的で持ち出すことを禁止されています。

コモドオオトカゲのまとめ

コモドオオトカゲはインドネシア南東部の島々に生息している。

コモドオオトカゲは体長200~300m、体重は70kgほどで、最大級のものは313m、166kgほどあった。

 

コモドオオトカゲは絶滅危惧種で国立公園で保護されている。

毒をもち、大型の哺乳類や人間を襲い、殺すこともある。幼体を共食いもする。

現在、日本の動物園では飼育されておらず、見ることはできない。

(ライター ナオ)