みんさんは「ネリネ」という花を知っていますか?

あまり聞きなれない名前ですが、別名は「ダイヤモンドリリー」。

こちらの名前なら聞いたことがあるかもしれませんね。

今回はそんな「ネリネ」の花言葉や、花の特徴などについてまとめていきたいと思います。

ネリネってどんな花?

ネリネは南アフリカ原産の花で、見た目は彼岸花によく似ています。

というのも、ネリネはヒガンバナ科の植物なので、似ていて当然。

花弁が宝石のようにキラキラと輝くことから、欧米では「ダイヤモンドリリー」という名前で親しまれています。

「ネリネ」という名前は、ギリシャ神話のに登場する美しい海の女神「ネレイデス」が由来。

 

日本では彼岸花は毒があり縁起が悪いとされていることから、それに似ているネリネもあまり人気がありませんでした。

しかし、近年では日本でも切り花や鉢植えとして注目され始めるようになってきています。

開花時期は10月中旬~12月中旬ごろ。

 

花の色は白、赤、ピンク、オレンジ、紫などで、開花期間が1ヶ月ほどと長いのが特徴です。

切り花にしても持ちが良いので、フラワーアレンジメントにも重宝されています。

 

「ダイヤモンドリリー」と呼ばれることからわかるように、小さなユリ(リリー)の花が数輪集まったような咲き方ですね。

ネリネは日光を好み、乾燥してやせた土地でも良く育ちます。

 

丈夫であまり手のかからない花ですが、冬の寒さには弱いので、寒くなってきたらベランダや室内などの暖かい場所で育ててください。

また、植え付け直後に日当たりの良い場所に置くのもNGです。

 

植え付けから2~3週間は日光の当たらない涼しい場所に置いておき、蕾が出たころに日当たりの良い場所に移しましょう。

夏の間は「休眠期間」なので、この間も雨に当たらない涼しい場所で管理します。

ネリネの花言葉

ネリネの花言葉は、「華やか」「輝き」「繊細でしなやか」「麗しいほほえみ」など、女性が言われて嬉しい言葉がたくさんです。

これは男性から女性へのプレゼントにぴったり!

 

この辺の花言葉は名前の由来にもなった、ギリシャ神話の女神ネレイデスに由来するものです。

「箱入り娘」という花言葉もあるので、「他人の目には触れさせたくないくらいだ」という意味も込められますね。

 

一輪だけだと彼岸花のようでちょっと…と思われるかもしれませんが、花束にしたりフラワーアレンジメントにしたものは、とても可愛くて女性に喜ばれるはずです。

白いネリネは、ウェディングブーケの花材としても人気ですよ。

 

また、ネリネにはその他にも「幸せな思い出」「また会う日を楽しみに」といった花言葉も存在します。

このことから、引っ越してしまう親友へのプレゼント、結婚式での両親への贈り物としてもおすすめです。

照れくさくて言葉にできない気持ちを、花言葉に託してみてはいかがでしょう。

 

誕生花となるのはこちらの日付。

→6/22、6/28、7/24、8/18、10/8、10/13、10/17、11/17、11/24、11/25、11/28

気になる女性の誕生日に、ネリネを贈ってみてはいかがですか?

花もちがいいので、長い間楽しんでもらうことができますよ。

家に花を飾りたいけど、すぐに枯れてしまうからもったいない…という人にもおすすめです。

ネリネについてのまとめ

ネリネは彼岸花と違って、毒もないし、花もちもいいし、カラーバリエーションも豊富です。

栽培するのも良し、切り花を買ってきて活けるも良し、フラワーアレンジメントを楽しむも良し。

 

実に様々な楽しみ方ができる花なので、興味がある人は育ててみてくださいね。

栽培難易度も低く、初心者でも気軽に挑戦することができますよ。

(ライター もんぷち)